在りし日の小次郎
創元推理文庫。アーナルデュル・インドリダソン。
エーレンデュル捜査官シリーズ。
順番がやや前後して読んだので、これは少し前の作品である。
建築現場から、白骨化した死体が発見される。
白骨化した死体は男性のものか、女性のものか。
また、現場で目撃されたという、緑衣を着た女は白骨化した死体と関係があるのか。
過去と現在が交錯する中で、エーレンデュルによって、過去の悲しすぎる事件が解決される。
読んだあと、やるせない気持ちにさせられる北欧ミステリーの一冊であった。