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コラム

読書家の苦しみ

2020年10月20日

コラムカテゴリ:法律関連

 読書が好きな人は、手元に読む本がなくなると苦痛を感じるので、読み終えた後、あるいは読み終えそうな時に次の本が手元にないと本当に困る。
 そのため、次々に本を買い込むハメになる。
 また、読みたい本が絶版になると困るので、欲しいと思った本はとりあえず買うのだが、ハードカバーで買った本を中々読むことができないでいるうちに、文庫版が出た時の絶望感たるや。
 文庫版の方が当然のことながら携帯しやすい。時には、ハードカバーの本を入れて、さらに記録を入れると鞄が重くなりすぎるため、腰を痛めたり、本を読むためにキャリーケースで出勤することもある。
 ハートカバーに関しては、文庫化されるのではないか・・・とグスグズしていると、逆に文庫化されず(文庫化されるためにはある程度売れる必要がある模様)、絶版となり定価より中古本市場で高くなることがあり、「新刊で出た時に買っておけば・・・」と悔やむこともたまにある。
 後は、前に買って未読の本を再度買い込むこともある。とにかくまだ読んでいない本を自宅や事務所で積み上げているので、買ったことを忘れているのである。
 一番の失策は、既に読んだ本を新たに買って読み始めることである。
 この内容は知っているぞ・・と思い自宅の既読の本を入れてある方の本棚を見ると(未読の本棚と、既読の本棚がある)、ちゃっかり棚におさまっていることがある。
 今手元にある未読の本を読み切れる日がくるだろうか。
 なるべく長生きするほかなかろう。

 あっ。またこの本も読みたい。。。

この記事を書いたプロ

中隆志

被害者救済に取り組む法律のプロ

中隆志(中隆志法律事務所)

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