無駄な期日を適切に調整する

中隆志

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 和解提案があり、断って訴訟を進めるだけの期日など、京都だと期日に行くのも特段問題はないが、遠方の裁判所だとそれだけのために移動時間を取ることは無駄だと思っている。
 大阪地裁でも、往復3時間はかかるので、それだけ時間があれば色々とできるのである。
 そのため、期日が空転しそうな時は裁判所に予め上申書か事務連絡書を出して、少し離れたところの裁判所だと電話会議としてもらうか、期日変更をしてもらうようお願いすることにしている。
 書面は5分もあれば書くことができるので、往復の時間を取るよりもよほどよいと思うからである。

 逆に、向こうから何か提案が出てくる期日があり、直前まで連絡がない場合も裁判所を通じて状況を聞いてもらうようにしている。
 現場に行って、「和解提案はありません」とか、「まだ検討中です」と言われたら往復の時間が無駄になるからである。
 できるだけ効率化しないと、時間は有限だからである。

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