寒波到来
滅多にないのだが、ごくたまに物凄く偉そうな法律事務所の事務局がいる。
一つあるのは、大きい事務所で事務長的な立場にいる男性事務局で、たまたま酒を飲む席などに若い弁護士がいると、「弁護士とはな・・・」と弁護士に弁護士道を語り出すパターンである。
私も若い頃一度やられたことがある。
まあ、人生の先輩であるし、若い弁護士からしたら当然経験もあちらの方が豊富であるし、いいたいのは分からないではないし、その事務所の中ではエライのかもしれないが、私からしたら、「アンタ何モンやねん」という気持ちであった。
その事務所の中で事務長として若手を指導する立場にあるのかもしれないが、私はアンタに何の世話にもなってないわいと思って聞いていた。
ただ、その事務所の弁護士も同席していたので、場を荒げることも大人げないと思って、適当に相づちを打っていた。
女性の事務局さんでも、電話をすると非常に偉そうな人もいる(弁護士の奥さんのこともあるだろうか)。 その事務所の中ではエライのであろう。
しかし、事務所の中で偉そうにできる地位にあるとしても、それはその事務所の中だけのことであり、それを関係のないよその弁護士にも当然そうだという態度で接されてもこちらとしては困るのである。
私は別にアンタに世話になってないし、これからもなることもないし、偉そうに言われる筋合いはないわいと思ってしまうのである。
おそらくはその事務所の経営者も困っていることと思うのだが、きっと注意も様々なその事務所の歴史的経緯があり、できないのであろう。
本当に偉い人は、私の親分の福井先生とか、故中村利雄先生とかのように、丁寧で全く偉そうにされないと思っている。
私も偉そうだと言われないように気をつけよう。
以上です。