在りし日の小次郎
「職業は武装解除」朝日新書。瀬谷ルミ子。
数少ない武装解除の専門家である著者がどのようにして専門家となり、その原典を綴った作品。
一つの写真からこんにちの彼女がどのようにして形成されていったか。
日本にいると分からない平和がどれだけありがたいものか。
紛争地帯に入り、武装をどのようにして解除して、復興していくのか。
これは素晴らしい一冊であり、だれかれ関係なく進めたい本である。
生まれ変わったら、こういう仕事につきたいと思わせる一冊である。
「1日36万円のかばん持ち」ダイヤモンド社。小山昇。
この人の本は前にも読んでいたのだが、3日間で108万円もの費用がかかるにも関わらず、小山氏のかばんを持ってその行動を全て見せるというプログラムが1年待ちだという。
そのエッセンスが書かれた本である。
中小企業の社長はどうすべきかが書かれている。
弁護士という職業には必ずしも参考にならないところもあり、また、小山氏の考え方には全て共感できるものではないが、参考になるところもあった。
しかし、取り入れるべきところを私が取り入れられるかはまた別問題ということにも気づかされた。