読書日記「百年の孤独」
14名もの尊い命が失われた表記の事故が15日に発生して、もうすぐ一週間である。
亡くなられた方のご冥福を心からお祈りするとともに、怪我を負われた方の1日でも早い回復をお祈りさせていただいている。ご遺族の心中を推察するに、その無念さ、喪失感はいかほどのものだろうかと考えている。
人の命の尊さにはそれぞれ変わりはないが、就職が決まり、春からの社会人としての生活に胸を躍らせていたであろう方の未来や、これから将来に向けて頑張っていた学生の方の夢と将来を、杜撰なバス会社の管理と運転手の行為により奪ってしまったことの責任はあまりにも大きい。
真相究明が待たれるところであり、バス会社等の刑事事件の責任追及がなされることもあり得るだろう。
犯罪被害者支援に関わる弁護士の端くれとして、こうした事件が発生するたびに、被害者の方々への思いを強くし、自らのライフワークとしてこれからも続けていこうとも思わせられるのである。
心から、追悼の意を表明いたします。