読書日記「百年の孤独」
ご高齢の人で自転車に乗っているのを見ていると、大変危なっかしい人が多い。
前にも書いたが、高齢になってもスピード感覚は変わらないので、「いける」と思って道路横断を開始するも、若い頃のように身体が動かないため、横断途中で高齢者がはねられる事故が後を絶たないのである。
自転車も同じで、感覚だけが昔のままであるので、信号を横断し始めたはいいが、途中で信号が赤になって、それでもいけると思って、対面信号が真っ赤であるのに自動車が発車も出来ず、ご高齢の人が横断するのを待っているという場面をよく見るし、私も自動車をたまに運転する時には出くわす。
私の祖父も自転車に乗ってあちこち行くのを自慢にしていたが、足をついた際に変な足の付き方をしたようで、足を骨折してしまい、それから弱ってしまった。
ご高齢の人の自転車は危ないと思う。
免許制ではないので、禁止も難しいが、家族がなるべく自転車に乗らないよう、注意をしていくことが必要であろう。これから高齢化社会が来るので、よりそう思うのである。
朝犬を散歩していると、「すずさん行くのは、こっちでよかったですな」の老齢の婦人に言われたが、私にはすずさんが何のことか分からず、「すずさん?」と聞くと、「整形外科やんか」と当然のようにいわれた。
すいませんが、すずさんはあなたにとっては当然の前提でも、私には未知の世界です。
道は分かりませんと丁寧に答えたが、あの婦人は、すずさんにたどりつけたのであろうか。
以上です。