在りし日の小次郎
弁護士の話の聞き方であるが、ある程度依頼者の話を聞いたら、途中からはポイントを絞って、事件の中心部分を聞くようにすると話が早い。
経験を積んだら積んだだけ上達するかというとそういうものでもなく、経験を積んだ分、細かい議論に入っていってしまい、依頼者からすれば、訳が分からないということにもなりかねない。
まずは大枠で事件のポイントを掴んで、どういう解決がありうるかを説明する。その次に、細かい問題について聞いていく。
そうしないと、依頼者は何が問題が掴めないであろう。
意識していても私自身も中々出来ないので自省の意味を込めて書くのだが。
以上です。