在りし日の小次郎
少し前、出勤前に庭で葉巻を吸っていて、庭木にトカゲが突き刺さっているのを見つけた。中央やや上寄りに、だらんとしっぽが垂れ下がっていて、その上の枝にトカゲの首あたりが突き刺さっている。
いわゆる「モズのはやにえ」である。
前はよくカマキリやバッタが刺さっていたものだが、トカゲとは大物を捕まえたものである。
しかし、モズはこうして木に獲物を刺すのだが、その後食べに来ている様子もない。
きっと忘れてしまうのであろう(厳密な動物行動学に基づいている訳ではなく、私の単なる感想。)。
リスは森にどんぐりを埋めて場所を忘れてしまい、それから芽が出て木が大きくなるということがあるようだが、モズのはやにえはそうしたことも生み出さない。
また暇があれば調べてみよう。
以上。