在りし日の小次郎
何となく、若手弁護士に覇気がない気がしている。
仕事に自信がないためか、出来るだけ仕事から逃げようとしているような傾向も見えてしまう。
しかし、最初から仕事が出来るヤツなんてそうそういないのであるから、やらないと成長しないのである。
逃げていてはだめである。
怖さを知ることは重要だが、怖いという気持ちを抑えつつ、経験した分野の仕事をしなければ、成長はしない。
私は勤務弁護士時代、ほかの事務所と比較した場合、5倍くらいの量の仕事をしたが、それは何でもかんでも引き受けていたせいでもある。
今はそこそこの歳になったので、同じ量の仕事は出来なくなったが、事件をやらないと成長はしないものである。