読書日記「百年の孤独」
水商売の女性にじっと目を見つめられて困ったとか、「俺に気があるのでは・・・」と思った経験がある男性は少なからずいるであろう。
しかし、だいたいは彼女達も仕事であるので、あれは目を見ているのではなく眉間かその少し上くらいを見ているのである。
人間は動く物を追う習性があるため、眼は常に動いている。
目と目を見つめ合うと、どうしても相手の目の動きに合わせて、こちらの目が動いてしまうのである。
むしろ、見つめられて目が動かない方が実は見つめていないということになる。
思い当たる節はないであろうか。