読書日記「百年の孤独」
自動車やバイクに乗るとき、自賠責保険だけで乗るということは絶対に避けなければいけない。何も保険会社のセールスマンではないが、事故を起こした時、自賠責の上積み保険である任意保険で対人無制限、対物それなりの額に入っていれば賠償はほぼ安心である。もちろん飲酒や無免許で運転するなどということはあってはいけないが、過失犯である以上、誰しも事故を起こすことはありうることであり、そうである以上、万が一に備える必要があるのである。
任意保険がないと、賠償が出来ないとして刑事事件では実刑になる可能性が高まるし、被害者からずっと請求を受けることになる。
自賠責をかけないで乗るということは絶対避けなければならないと政府がPRしているが、弁護士である私はそれだけでは足りず、任意保険をけちらずかけるべきだと思うし、かけるだけの値打ちはあると思うのである。
保険がかかっていない事故だと加害者側から依頼をされても、被害者側から依頼をされても非常に弁護士としては頭を悩ますことになるし、加害者も被害者も先が見えなくなることが多い。保険をかけておらず全く対応が悪い加害者もいるけれど、こうした加害者は検察官は積極的に刑務所に送る論告をするべきだし、刑罰も長期化するべきである。
だからと言って交通事故の刑事弁護を私がやらないかといえばやっているのだが、正直、被告人にしかり続けていることが多い。
保険さえかけていれば…と事故を起こしてから悔やんでも遅いのである。
逆にいえば、保険もかけられないのであれば、自動車に乗ることは止めた方がよいといえるのである。