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「お金にもセカンドオピニオンを」を信条に相談対応に尽力

年金重視「FP相談」のプロ

伊藤俊輔

京極・出町FP相談の伊藤俊輔さん
京極・出町FP相談_事務所

#chapter1

たくさんの選択肢を得ていただけるのがプロフェッショナルの仕事

 私たちが生きていくうえで、「お金」はとても大切なものということは言うまでもありません。たとえば、家計や住宅ローン、保険、子どもの教育資金、年金など、数え上げればきりがないほどお金の課題は尽きないものです。

 個人のライフプランニングはますます多様化するなか、プランの軸になるのもやはり「お金」。

 あなたは、将来のビジョンを描ききれていますか?
将来のために、「今」をきちんと把握できていますか?

 そんな「お金」の問題を複合的に考えてくれるのが、ファイナンシャルプランナー(以下FP)。「京極・出町FP相談」の伊藤俊輔さんもとへは、20代〜80代まで幅広い年代の相談者がやってくるそうです。

 昨今は晩婚化の影響もあり、年代によって発生するケースもさまざま。20~40代なら、結婚して子どもが生まれる際に必要となる教育資金のシミュレーションを求められる方やマイホーム購入のご相談。40~50代ならリタイア後を見据えた資金計画、女性を中心にシングルの方々の相談も増えているそうです。

 伊藤さんの場合、たとえば30代の方のマイホーム購入の相談の際、「まず、本当に家を買う必要があるのか」という根本的な要素から相談者と一緒に考えます。次に、購入するのであれば「どのくらいの年数をかけてローンを返済するのか」資金計画を立案。将来のためにできる限り今を明らかにして整理したプランも、新しい命の誕生や転職など、当初の想定から変わってくるのが人生です。

「資金計画」と一言でいっても、その中身はじつに不透明で流動的なものなのです。

 一般の方のなかには、インターネットや情報雑誌から知識を得て、独自の資金計画を立てる方もいると思います。しかし、そこに専門家が入るメリットは、たくさんの選択肢を得られる点。ネットや雑誌からだけでは自分や家族に適しているのか判断しづらい個々の問題に対しても、解決へと繋がる可能性が高くなります。

#chapter2

シンプルで分かりやすい相談で年金のほか生命保険、住宅取得、相続関連にも対応

 伊藤さんは、シンプルに分かりやすく納得してもらえる相談がモットー。年金をはじめとした社会保険制度全般以外にも、確定拠出年金・資産運用・生命保険・住宅取得資金計画・相続関連の相談など幅広く対応できるので、常にいろんな相談が舞い込んできます。伊藤さんはそれをとても嬉しく感じているそうです。

「FPって、どんなことをしているのか、実際曖昧なイメージだと思うんです。『お金』についてのプロフェッショナルであることは確かです。ご自身でいろいろと勉強されて資金計画を立てる方も増えてきていますが、ご自身で考えられたプランを専門家にチェックしてもらいたいという依頼もあります。もちろんその際、FPを頼ってくだされば良いのですが、その前の段階からどんな些細なことでもまずお話をお聞かせいただければ、さまざまなケースをご提示したうえで柔軟な提案やアドバイスができると思います」

 多く対応する相談として、「ねんきん定期便」を基に将来受け取る見込みの年金額を試算し、一覧表にして説明。受け取り額が想像以上にしっかりしていることに安心されたり、反対に貯蓄を増やす必要性を感じていただけることもあるそうです。

 また、ご主人を亡くされた奥さまから、お子さまの教育費と今後の生活費について相談を受けた例。受け取る年金は「遺族基礎年金(国民年金部分の遺族保障)」と決定書が出ていましたが、調べてみると「遺族厚生年金(厚生年金部分)」も支払われると判明。単に条件が見逃されていたのですが、額にして年約63万円。一生涯受け取れる遺族保障があるのとないのとでは、人生にも大きな違いが出てきます。

 この相談で伊藤さんは公的な保障としての年金の大切さと、相対して話を聞く「相談」の重要さを痛感。さらに信条とする「お金にもセカンドオピニオンを」の大切さを実感したとお話されました。

何より「相談」を伊藤さんは大切にします

#chapter3

幅広い知識と経験で相談者さまの生涯サポートを

 さらに、伊藤さんの魅力は、相談料金にも反映されています。相談料金は初回3時間まで一律5000円(訪問初回相談の場合は1万円+交通費実費)。現状を分析し、該当する社会保険などの制度や金融商品のしくみを丁寧に説明。何らかの提案や資料作成、見直しなど手続き完了までサポートの希望がある場合は、その都度「相談報酬」や「フォロー報酬」を提示。その結果、たとえば年金相談の報酬は、将来受け取る世帯年金見込み額の「1%」と設定しています。この相談料も伊藤さんの思いがあってこそ。

「公的な保障や相談者・ご家族の勤務先の福利厚生を基本に、生命保険や投資信託などの金融商品を上乗せと考えると、金融商品の利用は必要最低限で良いと考えています。幅広い範囲をカバーしているFPだからこそ、金融商品の購入や加入が唯一の解決手段とはなりません。そのための報酬として相談項目ごとに料金体系を設定しています」

 個人の資金形成に対する必要性が叫ばれる今、伊藤さんに「まずは相談」、してみませんか?

(取材年月:2019年2月)

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年金重視「FP相談」のプロ

伊藤俊輔プロ

ファイナンシャルプランナー

京極・出町FP相談

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