上田寿代プロのご紹介
要介護の高齢者が自分らしく暮らすための賃貸住宅を運営(1/3)
「自分の家族を預けても安心できるような場所」を提供
近鉄・富野荘駅近く、京都府城陽市の閑静な住宅地の一角。ここに高齢者専用の賃貸マンション「グローリー」があります。運営会社の代表・上田寿代さんは、笑顔の絶えない気さくな女性。「グローリー」が生まれたきっかけは、上田さんの父親が命にかかわる大病を患ったことにあるそうです。「何もできないもどかしさと、人間にとって一人で亡くなることほど寂しいことはないと実感しました」
当時は、介護保険法が施行(2000年4月1日施行)される少し前のこと。介護に関する情報を耳にするようになった上田さんは、認知症気味の祖母もいたことから、ヘルパーの資格を取ることに。
やがてそのための講習会などに参加するうち、ボランティアで宅老所をしていた会の人たちと知り合い、その人たちをスタッフに迎えて、2000年に現在の会社を設立。デイサービスやヘルパー派遣事業を手がけ、2009年4月から「グローリー」の運営が始まりました。
現在は、設立当初からの仲間も含め、ケアマネージャー、社会福祉士、介護福祉士、ヘルパー、看護師、機能訓練士などの専門資格を持つ約40人のスタッフが、高齢者の暮らしをさまざまな形でサポートしています。「忙しい時も“自分の家族を安心して預けられるような場所にする”という初心を忘れないよう、いつもみんなで話し合っています」
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