小6生 中学受験しない方へ 冬休みの過ごし方 第3回
受験生の皆さん。
ここから入試までがラストスパートです。そしてここからが一番得点力がアップする時期です。何故なら春先に覚えた事よりこの時期に覚えた事の方が入試までの記憶に残りやすいからです。苦手な分野の問題を中心に解き直し覚え直すなどして知識のメンテナンスに努めましょう。また、入試過去問題など総合問題を繰り返し練習する事で入試本番での得点力が加速度的にアップします。総合問題の練習は今まで覚えた知識を得点に結びつけるための訓練です。アウトプットに重点を置いてしっかり勉強すれば得点力は入試前日まで伸び続けます。
焦る必要はありません。焦りは得点力の伸びを阻害します。いままで通りの生活ペースで、そのかわり勉強に向かう時間の集中力を高めて勉強効率を上げて下さい。
「直前は勉強の手を緩めてのんびりする」あるいは「入試まであと少しだから睡眠時間を削って勉強する」という受験生もいますが、いずれもお勧めしません。勉強の手を緩めたら得点力は一気に下がります。睡眠不足の状態では集中力が持続しません。ペースを崩さず、そして焦らず、学校や塾の学習内容を大切にしながら合格に向かって取り組んでください。
受験生以外の皆さん
定期テストが終わり、冬休みは復習の好機です。苦手だった単元を中心に復習しましょう。お子様から勉強のやり方が分からないなどという話しが出てきましたら、塾の利用を検討されるのも良いでしょう。
それと、この時期に是非ともしてほしい事があります。それは机回りや、勉強部屋がある場合は部屋の整理整頓です。テキストやプリントなどが乱雑に散らかっていないでしょうか。すっきり整理整頓して新しい学期を迎えましょう。
保護者の皆様へ、とくに小学生や中学校の低学年の場合は自分でどのように片づけて良いか分からない場合があります。出来れば机回りや部屋の片づけを一緒にしてあげていただきたいと思います。その際は、不機嫌にならず、「何で片付けも出来ないの?」などと言わず、子ども目線で楽しい雰囲気を作って片づけを一緒にしてあげて下さい。楽しく片づけをしたら次第に子どもは自分で片づけが出来るようになります。また、一緒に片づけをしながら普段はお子様が言わないような話題が出てくるかもしれません。友達の事、先生の事、将来の夢など。お母様、お父様もお子様と一緒に片づけをしながら、自分の大切にしている価値観などを問わず語りに話してあげるのも良いでしょう。お子様にとって忘れられない時間になるかもしれません。
「親子で話をして良かったね」と思う事が出来るような年末年始にしていただければと思います。
京進HP
お知らせ
広く学習相談を受け付けるため、学習相談専用のフリーダイヤルを開設しております。
「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
お子様の学習相談や受験についてのご相談電話を多数いただいております。
電話受け付け:祝日を除く、火・金の13:00~18:00
お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。