塾選び~集団指導と個別指導(中学生のお子様をお持ちの保護者様へ)
今回は、「子どもを塾に入れたいと思っているが、どこの塾を選べば良いか迷っている」という方に塾選びについてお話したいと思います。
同じテーマで2016年、2018年にもコラムを書きました。今回は、一部最新の情報に更新・修正して再掲載致します。
1.教育理念や学習方法が明確か?
2020年度に大学入試改革があります。不安をお持ちの保護者様、生徒達もいらっしゃると思います。ただし、以前から変わらない事があります。それは、受験で最も力を発揮するのは、自主的に勉強出来るようになった生徒達である、という事です。親や先生から目標や知識を与えられ、それを吸収するのが第1段階とすれば、第1段階を抜け出し、自主的に目標を設定して、設定した目標を達成するために自ら工夫して達成方法を考え、親や教師を良い意味で上手に活用できるようになった時に自立型人間が誕生します。そうなれば受験で最強の力を発揮します。これはいつの時代でも同じです。新制度ではより自主的に工夫し考える力が求められる事になりそうです。
変革にも耐えられる本質的な価値を提供するような教育理念や学習方法が明確かどうか、これは塾選びの大きな指針となるでしょう。
私が所属する京進では、「脳科学に基づくリーチングメソッド」と「褒める指導」を提供しています。リーチングとは「夢実現のための自立型人間育成プログラム」です。自立型人間育成のノウハウが用意してあります。「褒める指導」で生徒達に達成感を実感してもらいます。同時に、「褒める」というのは講師が生徒をよく見る、という事です。人の欠点はすぐに目につきますが、一般的に人の長所や努力は目につきにくいものです。円が一部欠けていたら欠けている部分はすぐに目につきます。欠けている部分を修復するのは大切ですが、その前に欠けていない部分や欠けている部分を修復しようという努力をしっかり認めよう、という事です。
塾は京進に限らずたくさんあります。選択肢に選ばれた塾の教育理念や学習方法が明確かどうか、確認して頂ければと思います。
2.職員の対応は感じが良いか?
これは塾でも一般のお店でも同じです。感じの悪い店には行きたくありませんよね。塾でも同じです。お子様を感じの悪い塾にわざわざ通わせる必要はないでしょう。
3.質問に誠実に応対してくれるか?
初めての塾通いの場合は、分からない事だらけです。塾のシステムの事、料金の事、どんな先生がいるのか?安全面の配慮はあるのか?など。塾のシステムが記載してある受講概要やガイドブックを渡された場合はしっかり読んでおきましょう。また、分からない事は塾の職員に質問しましょう。保護者からの質問に誠実に対応してくれるならしっかりした塾と考えて良いでしょう。ただし、この場合は質問にとどめましょう。塾の説明にくどくどと反論する事や、自説を延々と述べる事はやめましょう。塾の説明に納得いかなければその塾にはお子様を通わさなければ良いのですから。
4.地域の受験情報や志望校の情報を聞いてみよう
進学について研究している塾なら、地域の受験情報は良く知っています。質問すれば丁寧に答えてくれるでしょう。しかし、塾の職員も受験に関して万能ではありませんので、情報が抜けている場合もあります。誠実な塾なら知らない情報については「調べておきます」と返答して、後日、回答をくれると思います。回答が無ければ、入塾しても同様の事が発生する可能性があります。入塾については再検討しても良いでしょう。受験情報に詳しくて、知らない情報をきっちり調べてくれる塾なら今後もしっかり対応してくれるでしょう。
様々な事を書いて来ましたが、どこの塾が良いか迷っておられる場合は、積極的に塾に対して働きかけて情報を得る事だと思います。塾の方も、生徒指導に自信があるなら丁寧に対応します。早めに動きましょう。
京進HP
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