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中1生をお持ちの保護者様へ 

久保克己

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テーマ:中学1年

夏も終わりに近づいてきました。お子様の様子はいかがでしょう。中学校から出ている夏の宿題は終わっておられる様子でしょうか。終わっていないようなら必ず提出期限までに終わらせるようにして指導してください。提出期限が守られなければ確実にお子様の評価が下がります。

夏が終わると学校は忙しくなります。部活が本格化する上に、勉強のレベルも上がります。
重点科目はやはり英語と数学でしょう。塾に通っておられない方で、夏前のテストで十分な得点が取れなかった方に学校のテスト得点アップ法をお話したいと思います。

英語
学校の成績アップを主眼とする塾が良く使う方法をお話します。
テキストを徹底して覚えましょう。そのためのノートを作成しましょう。
左側のページにテキストの英文、右側のページに和訳を書いて行きます。
そのノートを携帯して、英文→和訳、和訳→英文が完全に出来るようになるまで覚えこみます。一見、大変そうですが、学校の授業で習った箇所をその日のうちにノートに書いてその都度覚えていけばテストに間に合います。あとは学校からの課題をしっかりこなせば、高得点がねらえます。

数学
夏明けには多くの中学で方程式の文章題に入ります。中学数学の最初の山です。
方程式の文章題で得点を取るには、次の事が必要になります。
問題文の理解:問題で与えられている条件は何か?何を解答として求められているのか?
解き方の理解:何故、その解き方で解けるのか?
学校でも塾でも、授業では一般的に上記2点を徹底的に説明します。そのために図や絵を使ったり、表にまとめたりします。ここの説明を聞き逃さない事です。大切な事は学校の授業を大切にする事であり、板書は確実にノートしておくことです。これはどの科目でも同じです。
その上で、家で復習しましょう。理解した内容を覚えるのです。この、覚えるという作業が抜けていると成績はアップしません。覚えるために紙と鉛筆を使って、自分で答えが出せるまで解いてみましょう。
これも大変そうですが、問題にはパターンがあります。1回の授業で取り上げる問題のパターンは概ね2~3パターンです。学校で集中して授業を理解しておけば、家での復習は30分もあれば十分終わります。後は英語と同様、学校からの課題をしっかりこなしましょう。
それと、夏前のテストであまり点数が取れなかった人は、計算力が不足している可能性があります。「計算力が不足している場合は小学校の内容に戻ってやり直しましょう」とよく言われますが、自分で小学校課程に戻ってやり直す余裕のある中学生は少数でしょう。計算力アップに方程式の計算問題を使いましょう。毎日5問など、解く問題数を決めて解いてみて、間違えた箇所をやり直しておきましょう。毎日5問なら大した時間は取りません。学校の勉強に直接つながります。同時に、やってみると同じ箇所で繰り返し間違う事に気付くでしょう。そこを直せばよいのです。要領よく得点力アップを図りましょう。

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(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。

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久保克己
専門家

久保克己(塾講師)

株式会社京進

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