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コラム

中1生をお持ちの保護者様へ 夏休みにしてほしい事

2016年8月5日

テーマ:中学1年

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

夏休みが始まりました。お子様はいかがお過ごしでしょう。
1.塾に通って頑張って勉強している。
2.塾には通っていないが、規則正しく生活しており、計画を立てて勉強している。
上記の場合はこのコラムをこれ以上、読んで頂く必要はありません。

これからお話したいのは、塾に通っておらず、遊び歩いているわけではないのだが生活パターンが乱れ気味で勉強している様子もない、という場合です。

中1生が夏にどのような勉強をすべきか?ネット等を調べると「なるほど」と納得出来る事がたくさん載っています。そのような記事を参考にしてお子様に紹介しても、「わかった」と言うだけで手を付ける気配がない。このままだらだらと夏を過ごすんじゃないか?と心配で仕方ない、という保護者様に気を付けて頂きたい事があります。

お子様の勉強机回りは片付いていますでしょうか?お子様に自室がある場合、部屋は整理整頓させていますでしょうか?

勉強するには、まずやり始めなければなりません。そのためには、やり始める環境が整っている事が肝心です。
開けっぱなしの本、散乱するプリント類、その中に埋もれて少し顔を出している漫画本、ゲーム類、そのような環境ではいくら保護者様が「計画をたてて勉強しなさい」と言っても子どもはやる気になりません。また、「あなたが散らかしたんだからあなたが片付けなさい」と言った所でいつまでたっても片付きません。そうしているうちに夏が終わってしまいます。

「中2生をお持ちの保護者様へ」というコラムでも書きましたが、お子様の勉強机回り、あるいは子供部屋が乱雑な場合は、まず、一緒に片づけをしてあげてください。片づけに2~3日かかって、その間勉強が出来なくても構いません。不要なものは捨てましょう。必要なものはきちっと整理整頓して机回りあるいは子ども部屋を、お子様と一緒に綺麗に片づけましょう。
お子様と一緒に片づけをする際に大切な事は、イライラしたり、腹を立てたりしない事です。「綺麗になってきて、とても気持ちがいいね」という姿勢で片づけて下さい。そうすると、片づけをしながらお子様とコミュニケーションが取れます。片づける時は床に座る事も多くなります。その時に、お子様と目線が同じくらいになります。これが大切です。目線を同じくらいにする方法は塾の講師も使います。生徒と大切な話をするときは、生徒の机の横にしゃがんで目線を合わせて話します。
片づける時に、親子のコミュニケーションをとる事がとても重要になります。コミュニケーションをとりながら綺麗に片づけて、片づけが終わったら、これから夏休みが終わるまでの無理のない計画をお子様と一緒に立ててみて下さい。今までと違ったお子様の姿を見る事が出来るでしょう。

<お知らせ>
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(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。

この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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