「小学生の親が高校受験のために今からすべきこと」第3回
前回から引き続き、おおたとしまさ著「小学生の親が高校受験のために今からすべきこと」(旺文社)の紹介をさせていただきたいと思います。
第5章:親がすべきこと、すべきでないこと
この章でおおたとしまさ先生は、小学生の親の心得を「まだ親の膝の上にも乗ってくる9歳くらいまで」と「徐々に親との距離が開いてくる10歳以降」に分けて説明してくださいます。
9歳まで
おおたとしまさ先生は、小学校低学年のうちの最大の目的「学習習慣の確立」という観点から、「お手伝いの習慣が、学習習慣の礎になる」という事と「週末にまとめて50分間勉強するよりも、学校の宿題以外の勉強の時間を、一日10分間でもいいから毎日の学習計画に組み込む」事をアドバイスしてくださっています。同時に、親がやってしまいがちな失敗と対策の事例を「約束破りを必要以上に非難してしまう」など、8項目にわたって具体的かつ明確に書いてくださっています。
10歳から
おおたとしまさ先生は、10歳以降は自己管理能力を養わせる、という観点から「10歳を過ぎたらPDCAサイクルを意識させる」事をアドバイスしてくださっています。つまり(1)予定をたてる(2)計画を実行する(3)事後評価をする(4)次回に活かす、というサイクルを身につけさせる、という事です。同時に「10歳以上の子に親がすべきアドバイス」を3項目にわたって具体的かつ明確に書いてくださっています。
是非、ご一読いただきたいと思います。
次回は第5章の続きをもう少しご紹介したいと思います。
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