小学生の親が高校受験のために今からすべきこと 第7回
前回から引き続き、おおたとしまさ著「小学生の親が高校受験のために今からすべきこと」(旺文社)の紹介をさせていただきたいと思います。
第5章:親がすべきこと、すべきでないこと
この章でおおたとしまさ先生は、小学生の親の心得を「まだ親の膝の上にも乗ってくる9歳くらいまで」と「徐々に親との距離が開いてくる10歳以降」に分けて説明してくださいます。
9歳まで
おおたとしまさ先生は、小学校低学年のうちの最大の目的「学習習慣の確立」という観点から、「お手伝いの習慣が、学習習慣の礎になる」という事と「週末にまとめて50分間勉強するよりも、学校の宿題以外の勉強の時間を、一日10分間でもいいから毎日の学習計画に組み込む」事をアドバイスしてくださっています。同時に、親がやってしまいがちな失敗と対策の事例を「約束破りを必要以上に非難してしまう」など、8項目にわたって具体的かつ明確に書いてくださっています。
10歳から
おおたとしまさ先生は、10歳以降は自己管理能力を養わせる、という観点から「10歳を過ぎたらPDCAサイクルを意識させる」事をアドバイスしてくださっています。つまり(1)予定をたてる(2)計画を実行する(3)事後評価をする(4)次回に活かす、というサイクルを身につけさせる、という事です。同時に「10歳以上の子に親がすべきアドバイス」を3項目にわたって具体的かつ明確に書いてくださっています。
是非、ご一読いただきたいと思います。
次回は第5章の続きをもう少しご紹介したいと思います。
お知らせ
広く学習相談を受け付けるため、学習相談専用のフリーダイヤルを開設しました。
京進これから研究所内「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
お子様の学習相談や受験についてのご相談電話を多数いただいております。
電話受け付け:祝日を除く、火・金の13:00~18:00
お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。
(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。