この時期から比較的得点力を伸ばしやすい理科の勉強方法(高校入試編)
前回は、効果的な質問の仕方についてお話しました。今回は入試に向けて保護者として気を付けたい事をお話したいと思います。
今回は高校入試についてお話します。
1.子どもの成績を知ろう
お子様の今までの通知表がどのくらいなのか?直近の通知表はどうか?学校の実力テストの順位はどのくらいの位置におられるか?お子様が通塾しておられるなら塾の模擬試験の結果はどうか?まず正確に把握しましょう。
2.高校入試情報を知ろう
地域の高校はどれくらいの成績で合格できるのか?地元の評判はどうか?大学入試実績はどうか?把握しましょう。どれくらいの成績で合格できるのかが分からなければ、塾や学校の先生に聞いてみましょう。
3.子どもと高校について話そう
お子様がどこの高校を目指しているのか?どのような高校生活を送りたいと思っているのか?を話しましょう。その上で、お子様が目指している高校がお子様の成績から考えて妥当かどうか、判断しましょう。お子様の志望校が決まっていない場合は、お子様の気持ち、成績などを考えて、相談しながら志望校を決めていくと良いでしょう。
4.お子様に無用なプレッシャーを与えない
「勉強しなさい!」「受験までもうすぐなのに何をしているの?!」そのような言葉を何度言ってもお子様の得点力は伸びません。かえって委縮してしまうだけでしょう。大切な事は頭ごなしに叱るのではなく、親も入試に関心を持ち、子どもの成績や入試の情報を把握して、お子様と同じ目線に立って一緒に合格を目指す気持ちでお子様に接する事です。
5.失敗した時の事も考えておこう
入試では、合格確実と言われている生徒が失敗する事もあります。難易度が高い高校になる程、その傾向が増します。入試に「絶対」はありません。特にお子様が難関校を目指しておられる場合や、合格可能性がぎりぎりの高校を目指しておられる場合は、「第1志望に万一失敗した場合でも胸を張って併願校に進学する」事を一度は確認しておきましょう。その上で、第1志望校に合格するよう、「大丈夫」と励まし、自信を持たせてあげてください。失敗した場合にどうするか?腹をくくった上で自信をもって第1志望校に向かうとき、子どもは最も安定した気持ちで勉強が出来ます。得点力が大きく伸びるのもこの時です。親子で協力して志望校合格に向かって欲しいと思います。
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