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コラム

この時期からの高校入試準備

2015年10月9日

テーマ:高校入試

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

1.学校や塾の勉強を十分に活用しよう
まずは学校や塾の授業を徹底的に大切にしましょう。気持ちが焦ってくると「他にしなければいけない事があるんじゃないか?」と考えて授業に集中出来なくなる場合がありますが、そんな時こそ落ち着いて、目の前の授業とその復習および学校や塾から出される課題に集中して着実に得点力をアップしましょう。お子様が焦っておられるようなら、「まずは目の前の授業と課題に集中しなさい」とアドバイスしてあげて頂きたいと思います。

2.志望校の傾向を把握しよう
第1志望の過去問題は少なくとも過去5年分、できれば過去10年分くらいは解いておきたいものです。「数学では一次関数の応用が繰り返し出題されているから復習しておこう」など、思わぬ気づきを得る事が出来る場合があります。また、出題形式が決まっている場合は過去問題を解き慣れる事で確実に得点力が上がります。

3.自主学習では暗記分野に力を入れよう
入試の際はどうしても緊張します。そういう場で普段の得点力を入試の得点に結びつけやすいのが、理科の暗記分野、社会、そして英語です。理科の計算問題も難問は別として、一般的には解き方のパターンが決まっていますので、解き方を理解して記憶していれば得点を取りやすい科目です。そう考えると、今の時期からの自主学習は「覚えれば点になる」「受験の場で普段の得点力を発揮しやすい」理科、社会に力を入れると良いでしょう。それと英語。この科目も一朝一夕に得点力が伸びる科目ではありませんが、普段の得点力を入試の得点に結びつけやすい科目です。入試直前まで1点でも多く点をとるために、力を入れておきましょう。
国語は今の時期から入試までに飛躍的に得点力をアップする事は難しいと思います。数学は、非常に数学の得意な生徒でも受験の場で解き方を思いつかない問題が出た場合、パニックになって大きく点数を失う可能性のある科目です。国語と数学については、学校や塾の授業と課題を確実にこなす事、志望校の過去問題をしっかり練習する事、苦手な単元が過去に繰り返し出題されているようならその単元を手持ちのテキストで復習しておく、という方法で得点力を維持すると良いでしょう。

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京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。

この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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