中学受験の面接での注意点
前回、最近のご相談内容から、小6から中学入試が可能か?という事についてお話しました。今回は、具体的にどのような方法が考えられるか、という事についてお話したいと思います。
塾選び
塾の指導形態には大きく分けて集団指導(クラス指導)と個別指導があります。集団指導(クラス指導)では、設定クラスによって使用教材やカリキュラムが決まっています。多くの塾の中学入試クラスでは小4~小5で中学入試に必要な単元のかなりの部分を学習します。つまり、今まで中学入試の勉強をした事の無い生徒が小6から集団指導の中学入試クラスに入ると、カリキュラム的に習っていない事が大量に発生する可能性があります。集団指導型の塾をお考えの場合はまず、塾で実施している学力診断テストを受けて、その結果を見ながら塾の職員に「今から入塾して大丈夫か?」と相談される事をお勧めします。
個別指導の場合は、あらかじめ決まったカリキュラムや教材があるわけではありません。個人の学力やニーズに応じた教材、カリキュラムを提示して指導します。集団指導のようなカリキュラム的な問題は発生しません。「どこの個別指導が良いかわからない」場合は、近隣でいくつかの個別指導型の塾を訪ねてみると良いでしょう。まずはいくつか選んだ個別指導型の塾に電話して、お子様の現状及び志望校を伝えましょう。その上で、面談のアポを取り、実際に塾の職員と会って面談して、中学入試に向けての相談をされると良いでしょう。塾によっては無料体験授業を受ける事が出来る場合もありますので、その場合は無料体験授業を受けてみて、お子様の感想も聞きましょう。その上で、「この塾なら志望校の情報も詳しく、熱心に答えてくれる。指導もしっかりしているようだ」という印象を持たれた塾に決めると良いと思います。
次回は、小6から中学入試勉強を始めたお子様への親の関わり方についてお話したいと思います。
<お知らせ>
①京進からのお知らせ
京進HP
②さらに広く学習相談を受け付けるため、学習相談専用のフリーダイヤルを開設しました。
京進これから研究所内「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
すでにお子様の学習相談や受験についてのご相談電話を多数いただいております。
電話受け付け:祝日を除く、火・金の13:00~18:00
お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。
(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。