中1数学 冬にしておきたい苦手克服一言アドバイス
前回は、中1生のお子様をお持ちのお母様、お父様に向けて冬休みの過ごし方についてお話しました。今回は少し具体的な学習についてお話したいと思います。
冬休み中、学習にとれる時間はそれほど多くありません。そこで、いかに短時間で効果的な勉強をするか、という事が重要になってきます。
まずは中学校の課題は早めにしっかりと仕上げましょう。これが基本中の基本です。年内に仕上げる事が出来るものは年内に仕上げてください。学校の勉強や学校から出された課題をきっちりこなす事が全ての学習の土台です。学校を疎かにして学力アップも志望校合格もありません。
次にお子様が塾に通っておられる場合はお通いの塾が提示する勉強内容を完全にマスターする事に集中してください。塾では「この冬にマスターしておきたい事」をカリキュラムに組んでいます。これを利用しない手はありません。その際、授業を大切にしてください。「短時間で効果的な勉強」の最大のコツは授業を徹底的に大切にする事です。これは学校でも塾でも同じです。家ではそれほど長時間勉強していないのに成績はトップレベル・・・そのような生徒に共通する事は学校でも塾でも、授業中に可能な限り理解して、覚えられる限り覚えてしまう、という事です。これが出来れば、家での復習は授業中に間違えた所や分かりにくかった所をさっとやり直すだけで済みます。
塾に通われない場合は、自分でカリキュラムを立てて勉強する事になります。冬に力を入れておきたい科目は、もちろん個人差はあるでしょうが、一般的には英語と数学です。入学してから冬休みまでの復習とできれば冬休み明けの予習を取り入れたいものです。
次回はこの冬、塾に通わずに自分でカリキュラムを立てて勉強する場合のポイントについてお話したいと思います。
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