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小6生 中学受験しない方へ 冬休みの過ごし方  第2回

久保克己

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テーマ:冬の過ごし方

前回は「小6生 中学受験しない方へ 冬休みの過ごし方」についてお話する上で、
京都公立高校の入試制度変更についてお話しました。
今回は、中1でスタートダッシュをするために、今から準備しておきたい事についてお話したいと思います。

<小学校で習う重要単元の定着>
このコラムで何度かお話していますが、中学以降の学習の基礎力は「読み書き計算」の力です。
「読み書き計算」の力が不十分な場合は、計算力だけでも徹底的に強化しましょう。
市販のドリルでもかまいませんので、分数・少数・四則計算・(  )のついた計算などは、
徹底的に練習しておきましょう。
計算力強化については、一度に3時間、4時間とやっても効果は出ません。
むしろお子様が疲れて、計算嫌い、算数嫌いになる可能性があります。
一日20分ずつなど、時間と練習する単元を決めて、出来れば毎日練習すると良いでしょう。
その際に大切なことは、お子様に計算用紙を与えて、計算過程を計算用紙に丁寧に書かせる事です。
綺麗な字でなくてかまいません。
読み間違いをしないように丁寧に、やや大きめに、数字の桁もしっかりそろえて書くようにさせましょう。計算を丁寧に書くようになれば、ケアレスミスは激減します。
その際、時間と正確さにこだわってください。
問題集に書いてある制限時間内で、正解を出させるようにしてください。
間違えた問題は、計算のプロセスを見て、どこで間違えたのか、見つけてあげてください。
計算を丁寧に書いていれば、計算のプロセスが分かりますので、どこで間違えたかが容易に発見できます。間違えた箇所を指摘して説明してあげた上で、正解が出せるようにやり直しをさせてください。

「読み書き計算」の力が十分な場合は、この冬から中学校~高校入試につながる単元の学習を
すればよいと思います。
まずは算数です。
高校入試の数学で最も差がつく単元は「関数・図形・確率」であると言われています。
また、「速さの文章題」も頻出しています。
小学校の単元では、「比例・反比例、面積、立体図形、場合の数、割合、速さ、」という所でしょうか。
教科書、もしくは市販の問題集などでしっかり学習しておく事をお勧めします。
国語では説明文などの長文を読んで理解する練習が有効でしょう。
特にこれらの単元を、小学校卒業まで計画をたてて定着していただければと思います。
自分ではなかなか出来ない場合は、塾の冬休み講習などを利用するのも良いと思います。
塾については、将来を見据えて、トップ高校の合格実績をしっかり出している所が良いでしょう、

次回は、スタートダッシュに備えて、中1の予習についてお話したいと思います。

<お知らせ>
①京進からのお知らせ
京進HP

②さらに広く学習相談を受け付けるため、学習相談専用のフリーダイヤルを開設しました。
京進これから研究所内「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
2012年5月8日(火)スタート
すでにお子様の学習相談や受験についてのご相談電話を多数いただいております。
電話受け付け:祝日を除く、火・金の13:00~18:00
お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。

(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております

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久保克己
専門家

久保克己(塾講師)

株式会社京進

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