夏の過ごし方第3回 小学生の夏の過ごし方~小6生の夏
前回は堀川高校・西京高校・嵯峨野高校を例に挙げながら、
中1・中2生対象に将来の受験に向けて「夏の過ごしかた」をお話しました。
その中で、中学校の通知表評価の重要性に触れたと思います。
今回は、中学校の通知表評価を上げるための注意点をお話したいと思います。
通知表評価には、テスト結果とともに、授業態度、授業への参加姿勢、
宿題、提出物の状況などが加味されます。
夏休み明けの提出物は早めに仕上げ、夏休み明けのテスト勉強は早めに始めましょう。
以前、中2のお子様をお持ちのお母様から次のようなご相談を受けました。
「授業態度や提出物などが重要な事は分かっていますし、子どもにも言っています。
授業中はしっかり先生の話を聞いているようなのですが、宿題や提出物がおざなりで困っています。
子どもにしっかり納得させるにはどのように言えばよいでしょう」
お子様に納得してもらうには、次のようは話をされたらいかがでしょう。
「自分が中学校の先生だったとしたら、どんな生徒を評価する?」
お子様が「僕(私)は中学校の先生じゃないから分からない」とおっしゃれば、
「じゃあ、部活でどんな後輩なら一生懸命に指導してあげる?」と聞いてあげればいかがでしょう。
答えは概ね次のようになるのではないでしょうか。
①人の話をしっかり聞く事が出来る。その上で、自分の意見を言葉で表現できる
②やるべき課題は確実に実行する
③教わった事を自分のものにするために自主的に練習できる
④何事も人任せにせず、自主的に取り組み始めることが出来る
①~④の重要性は、高校に入ってからも大切な姿勢なのだと思います。
堀川高校・西京高校・嵯峨野高校の合同説明会でも①~④の重要性を聞く事が出来ました。
つまり、①~④が出来る生徒は中学の時だけでなく高校に入ってからも伸びるのであり、
高校はそのような姿勢を持った生徒を欲しがっているのでしょう。
これから中学生活、高校生活を送る上で、参考にしていただければと思います。
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