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夏の過ごし方第4回 小学生の夏の過ごし方~小6生の夏~その2

2013年7月1日 公開 / 2019年3月14日更新

テーマ:夏の過ごし方

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

前回は、頂いたご質問にお答えする形で、「中学受験をしない場合、小6の夏から中学受験クラスに通う必要は無い」という事をお話しました。
今回は、中学受験しない場合、小6の夏から中学入学までどのように過ごせばよいか、という事についてお話したいと思います。

前回、下記の3点が重要であるとお話しました。
①中学校に入学して困らないために:弱点克服
②中学校に入って数学をさらに得意科目にするために:計算力増強
③中学校に入って英語でスタートダッシュするために:英語力強化

今回は①についてお話したいと思います。
一般的に、中学で最も勉強に時間をとられる科目は、英語と数学です。
中学に入学して困らないためには、まず算数で、弱点になりやすい箇所を克服したいものです。
具体的には、
①速さ
②単位量
③割合と百分率
④角度・面積
⑤比・比例とそのグラフ
⑥体積
①~⑤は、小学校でも苦手になりやすい箇所ですし、中学でも重要単元になります。高校入試で頻出する「方程式の利用(文章題)」「関数」「図形」の基礎になります。ちなみに、高校入試で出題率が高く差がつきやすい単元は「速さの方程式」「一次関数・二次関数」「図形」です。
また、これらの単元(=要素)は、高校入試だけでなく、高校に入ってからの勉強(=大学入試への勉強)でも非常に重要になってきます。原理・原則や根本的な理解を小学生のときにできているかどうかで、その後の数学の学びが変わってくるといっても過言ではないでしょう。

比・比例とそのグラフ・体積は小学校で小6の秋以降に習う場合が多いと思います。小学校で習った時は、しっかり先生の話を聞いて、「比・比例とそのグラフ・体積は得意だ!」といえるようになって欲しいと思います。

この夏は、復習として「速さ」「「単位量」「割合と百分率」「面積」を勉強しておきましょう。学校で習っていない場合は、まず習った単元を復習し、余裕があれば習っていない単元を予習のつもりでやってみましょう。ただし、それほど難しい問題に踏み込む必要はありません。小学校のテキストを使って勉強しても良いでしょうし、ネットで検索すれば、様々な問題が載っています。そのような問題を使っても良いでしょう。しっかり勉強して定着しておけば、中学に入学してから必ず役に立つと思います。

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この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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