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幼児教育~お子様に小学校受験をさせようかな、とお考えのお母様、お父様へ~第4回

2013年5月16日 公開 / 2019年3月14日更新

テーマ:小学校受験

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

前回は、京進 幼児教育「ぷれわん」で実際に子ども達を指導している
担当者から聞き取ったことを元に、「ぷれわん」の取り組みの中から
「<体験から学ぼう>(1)具体から抽象へ」という内容でお話しました。

今回は、引き続き、「ぷれわん」の取り組みの中から
<体験から学ぼう>(2)直感から論理へ についてお話したいと思います。

<体験から学ぼう>
(2)直感から論理へ
直感から論理へ、という事は、「これはこうなるから、こうなるのだ」
という思考方法を養うという事です。
この思考方法ですが、小学校受験はもちろん、合格した後も非常に大切な思考方法です。
一つの例を挙げましょう。
「ぷれわん」ではよく、ビーカーと水を使った実験をします。
最初、子ども達にビーカーに入った水を見せます。
「ほら、見てごらん。ビーカーに水が入っているよね」
その水を細いビーカーに移します。すると水の量が増えたように見えます。
「ワッ、水が増えたよ」と子ども達が言います。
「じゃあ、見てごらん」と言いながら細いビーカーから元のビーカーに水を戻します。
「ほら、水の量は変わっていないよね・・・」
このような実験から、「見た目は変わっても中身は同じ」という事を子ども達に伝えます。
では、何故中身は同じなのに、水が増えたように見えたのだろう?
という事を子ども達に問いかけます。
いきなり答えをいう事はしません。
先生と子ども達がやり取りしながら、体験した事の意味を考えます。
このようなやり取りを繰り返しながら、直感から論理への橋渡しをします。

このような体験とやり取りを繰り返す事で、子ども達は、学び、考える事を
楽しめるようになっていきます。
いろいろな体験をする中で、子ども達は結果を予測し、
結果が予測と違っているとびっくりしてその理由を探し始めます。
これが物事に対する興味と探究心を養います。

「ぷれわん」に通ってくる子ども達は皆、学ぶ事を楽しんでいます。
「今日は何をするのかな?」と、目をきらきらさせて教室に入ってきます。
「ぷれわん」はこのような指導を大切にしています。

次回は、5月24日(金)に、「お子様に小学校受験をさせようかな、とお考えのお母様、お父様へ第5回~快活な子どもを育むために」についてお話したいと思います。


<お知らせ>
①京進からのお知らせ
ぷれわんHP

②さらに広く学習相談を受け付けるため、学習相談専用のフリーダイヤルを開設しました。
京進これから研究所内「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
2012年5月8日(火)スタート
すでにお子様の学習相談や受験についてのご相談電話を多数いただいております。
電話受け付け:祝日を除く、火・金の13:00~18:00
お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。

(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております


この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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