忘却を防ぐには
前回は、「学校準拠型の塾の上手な利用法」という内容で「しっかり復習しよう」という事と「勉強のやり方を覚えよう」とお話しました。今回は、「3年後の志望校合格を目指す塾の上手な利用法」という内容でお話したいと思います。
前回お話した「しっかり復習しよう」という事と「勉強のやり方を覚えよう」という事については、「3年後の志望校合格を目指す塾」についても同じ事がいえます。今回は、さらに上位~トップを目指すためのプラスαについてお話したいと思います。
①志望校を早めに決めよう
志望校については、既に「この高校に行きたい」と決めている方もいらっしゃるでしょうが、「まだまだ決まっていない」「地域の高校のこともよく知らない」という方もいらっしゃると思います。しかし、いずれにせよ3年後には高校入試がやってきます。受験校の最終決定は中3の12月頃になりますが、「行きたい高校」については、(決めていらっしゃらない方は)早めに決めるほうが良いと思います。「行きたい高校」を決めるには、高校の情報が必要です。自分で興味を持って調べる、中学の先生からお話を伺う、中学の先輩の話を聞く、など情報収集の方法はいろいろあると思います。情報を集めて、幾つか興味のある高校をピックアップして、その中から選んでみればいかがでしょう。
②志望校の難易度を調べよう
志望校を決めたら、どのくらいの成績を取っていれば良いのか?調べてみましょう。そんな時に役にたつのが「3年後の志望校合格を目指す塾」です。地域高校の難易度について豊富な情報を持っていますので、担当の塾職員に「こんな高校に行きたいと思っているが、学校でどのくらいの成績をとり、塾でどのくらいの成績をとれば良いか?」という事を聞いてみられれば明確に答えてくれると思います。地域高校の情報を明確に答えられないような塾なら、別の塾を探す方が良いかも知れません。
③互いに切磋琢磨できるライバルを作ろう
「3年後の志望校合格を目指す塾」では中1の頃から地域高校について、生徒達や講師からいろいろな話が出る場合が多々あります。明確な目標を持って塾通いしている生徒もたくさんいます。また、講師は中1生に対してでも、高校の情報をどんどん話します。切磋琢磨できるライバルが作りやすい環境にあります。特に志望校を決めている場合は塾の中で自然に、ライバルと呼べる友人が出来る事も多いですし、むしろ積極的にライバルと呼べる友人を作っていただきたいと思います。また、大手でいくつも教室を展開している塾では、全教室で実施する模試の後、成績優秀者の張り出しを行う場合もあります(もちろん、事前に成績優秀者を張り出す事の許可は頂いています)中には、「いつも成績優秀者として名前が出ている、見知らぬ生徒」を仮想のライバルとして「次の模試ではこの生徒に勝って見せる!」と、成績優秀者の張り出しを前に、気合を入れている生徒もいます。そのような形でライバルを作る事も良いでしょう。切磋琢磨できるライバルがいることで、やる気、成績ともに各段に向上すると思います。
<お知らせ>
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2012年5月8日(火)スタート
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(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております