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新中1生の皆さんへ、塾の選び方

久保克己

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テーマ:塾選び

前回は、「高校入試直前の勉強方法」という内容でお話しました。今回は「新中1生の皆さんへ、塾の選び方」という内容でお話したいと思います。

先日、新中1のお子様をお持ちのお母様から、こんなご相談をうけました。
「いままで子どもを通塾させた事はありません。子どもを中1から集団指導の塾に通わそうと思っています。たくさん塾のチラシが入りますが、なにが違うのかよく分からないのです。集団指導の塾とはどのようなものでしょうか?また、どんな基準で選べばよいのでしょうか?」

1.集団指導の塾とはどんなものでしょうか?
京進の集団指導を例にとりますと、1つの教室に10名~20名くらいの生徒達が入り、講師が黒板を使って授業をします。時間割や使用教材、カリキュラムなどは決まっており、決まった時間割、教材、カリキュラムで授業を進めます。

2.どんな基準で選べばよいのでしょうか?
集団指導の塾を大きく分けますと、「学校準拠型」の塾と、「3年後の志望校合格目指す」
塾に分かれます。
①学校準拠型の塾
地域中学の進度にぴったり合わせて授業を進めます。学校の授業と塾の授業が内容面でもタイミングでもほぼ一致します。塾が学校の勉強のフォローをします。学校の定期テストの時期には、地域中学で出題されそうな問題プリントを何度も繰り返し生徒に解かせる場合もあります。

②3年後の志望校合格を目指す塾
塾用テキストや独自テキストで概ね、学校の進度より早めに授業を進めます。中1ですと、春休みから英語・数学で中1のカリキュラムを進み、始業式の時には学校の最初の定期テスト範囲くらいまでの勉強が終了している、という塾もあります。その場合、学校の授業が塾の復習になります。基本的には、「学校の勉強はある程度、生徒が自分でこなす。塾ではプラスαの勉強をする」というスタンスをとります。学校の定期テスト対策を行う場合は、各塾の方針や特徴で行う事になります。学校の定期テスト対策を行わない場合もあります。

チラシやHPをご覧頂く場合や、塾に問い合わせをされる場合は、「学校準拠型の塾」か「3年後の志望校合格を目指す塾」か、どちらのタイプの塾なのかを見ていただけると良いかと思います。

次回は、2月22日(金)に、学校準拠型の塾と、3年後の志望校合格を目指す塾のメリットとデメリットをお話したいと思います。

<お知らせ>
さらに広く学習相談を受け付けるため、学習相談専用のフリーダイヤルを開設しました。
「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
2012年5月8日(火)スタート
すでにお子様の学習相談や受験についてのご相談電話を多数いただいております。
電話受け付け:祝日を除く、火・金の13:00~18:00
お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。

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久保克己(塾講師)

株式会社京進

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