夏の過ごし方第7回 小学生の夏の過ごし方~小6生の夏~その5
前回は、「小6生・中学受験に向けた夏の過ごし方」をお話いたしましたが、今回は「中1・中2生、効果的な夏の過ごし方」をお話したいと思います。
1.学校の宿題は早めに終わらせるようにしましょう。
中学から出ている夏の課題は、夏休み明けすぐに提出日が設定されている場合が多いと思います。夏の課題を提出日に出せなかったり、出したとしても内容が適当だったりすると、2学期の評価が確実に下がります。内申にも響きます。
部活と塾で忙しく、気がつくと中学の課題が出来ないまま夏の終わりを迎えてしまった、と言う話は良く聞きます。8月末に生徒から塾に「美術の宿題の絵が描けてないから今日は徹夜で描きます。塾も休みますぅ・・・」という電話がかかってきた事もあります。とにかく中学の課題は早めに済ませて、気持ちに余裕を持って夏を過ごしましょう。
2.身の回りの整理整頓をしましょう。
お子様の勉強部屋や机の周りの様子はいかがでしょう。塾の教材やプリント類が雑然と放置されていないでしょうか。
休み期間は気持ちをリセットする期間でもあります。夏休みの間に日を決めて、お子様に整理整頓をさせる事をお勧めします。塾の教材やプリントを整理整頓しているうちに、自分の苦手だった単元を思い出して集中的に復習する事も可能になります。何より、いちいちテキストやプリントを探す時間が省略できて、学習効率が上がると思います。
3.塾の授業は、できる限りその場で覚えてしまいましょう
中1・中2は、短時間で効率よく勉強する練習をする期間でもあります。短時間で効率よく勉強するコツは、3点あります。
①授業中に思いっきり集中して勉強する事。覚えられる限り授業中に覚えてしまう事。
②分からない問題や間違えた問題の番号にチェックしておき、チェックのある問題を集中して復習する事。その際、紙と鉛筆を使って復習する事。
③細かい空き時間を活用すること。授業の合間の10分休憩などに前の授業で習った事をざっと見直しておくだけでも、家庭での勉強時間はぐっと短縮できます。
勉強ばかりしている様子も無いし、部活も熱心にやっているのに、成績はトップクラスにいる生徒は、たいてい、このような勉強のコツを身につけているようです。
次回は、8月17日(金)に、「中学受験に向けて小学校低学年でやっておきたい事」についてお話したいと思います。
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