塾講師歴20年のプロが語る、上手な塾の利用法
前回のコラムで「点数アップに繋がる復習をしよう」という内容でお話しましたが、今回は、「塾に通う生徒の生活パターン」という内容でお話したいと思います。
塾に通う生徒の生活パターン
通塾していらっしゃる方からよく、学校と塾の両立が大変だ、というお話を伺います。「塾から帰って宿題をやって、復習をしているとすぐに午前0時を超えてしまう。翌日は学校なので、子どもが睡眠不足になって毎日疲れた顔をしています。体を壊してしまいそうで、心配です」というお声です。
塾から帰ったら、出来るだけ短時間で宿題や復習を済ませて、遅くても午前0時までには寝るようにしたいものです。
そのために大切なことは、まず、先週のコラムで申し上げた事を思い出していただければと思います。
・学校や塾の授業を大切にする事。
・効率的な復習をする事。
これに付け加えると、細かい時間を有効に使っていただく事と、無駄な時間を省くことを意識されたらいかがでしょう。
お子様が、学校やクラブと塾の両立に悩んでおられる時は、お子様と一緒に、先週1週間の時間の使い方を一日ずつ、ノートに書き出してみていただければと思います。案外、無駄に過ごしている時間が見つかったりします。
また、授業と授業の間の休憩時間や塾が終了してお迎えを待っている時間。そのような5分、10分の時間に、授業内容をざっと見直すだけで、記憶の定着率が向上して復習にかける時間をぐっと短縮できます。
最後に、勉強方法を見直す事が有効な場合もあります。
宿題に出た問題が、解き方が全く分からなかった場合、長時間苦しんで時間を費やすより、その日はさっさと寝てしまって、次回の授業を真剣に受けて、解き方を理解した上で実際に自分で解くことで、解き方のパターンを身につけてしまうほうが効率的だと思います。
塾に通い始めて、お子様の生活リズムが崩れて悩んでおられる方は、下記、フリーダイヤルまでお電話いただければご相談に載らせていただきます。マイベストプロでは広くご相談を受け付けております。
0120-552-979
次回は、4月20日(金)に、「上手な質問の仕方 」という内容でお話したいと思います。