忘却を防ぐには
前回のコラムで「塾の授業を活かそう」という内容でお話しましたが、今回は、
「点数アップに直結する復習をしよう」という内容でお話したいと思います。
点数アップに直結する復習をしよう
「点数アップに直結する復習」が出来るかどうかは、授業中から始まっています。
前回、「塾の授業を活かそう」というコラムで、「授業中に、宿題や演習時間に出来なかった問題や分からなかった問題にチェックしておいて、そこを集中的に聞きましょう」とお話したかと思います。復習は、チェックのついている問題を集中的に行うと良いのです。チェックのついている問題は、自分の弱点だからです。
授業でやった事を全て復習していると、とても時間がかかります。しかも長時間勉強しているうちに、次第に集中力もなくなってきます。
それより、自分の弱点に絞って復習するほうがより効率的です。
それと、復習の時は、解答解説を目で追うだけでなく、手を使って書いて欲しいと思います。お母様、お父様は学生時代、英語の単語を一生懸命、書いて覚えた記憶をお持ちの方が多いと思います。ついでに声に出して覚えれば、より強く記憶に残ったと思います。数学も正解を出せるまでノートで解いた経験もお持ちかと思います。
そうしたやり方を是非、お子様に教えてあげて欲しいと思います。
勉強しているのに成績が上がらない生徒には、「書かない」生徒が多いのです。「書かない」から長時間勉強しても「分かったつもり」になるだけで、せっかくの勉強が得点に結びつかない場合が多いのです。アウトプットする練習が圧倒的に不足しているという事です。
まとめますと、
①分からなかった問題にチェックしておく。
②チェックついた問題を集中的に復習する。
③目で追うだけでなく、書いて、時には声に出して覚える。
短時間で効果的な復習をしてほしいと思います。
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次回は4月17日に「通塾しながらの生活パターンを工夫しよう」についてお話したいと思います。