塾講師歴20年のプロが語る、上手な塾の利用法 集合塾編 第6回 「上手な質問の仕方」
前回のコラムで「塾の先生を味方にしよう」という内容でお話しましたが、今回は、
「塾の授業を活かそう」という内容でお話したいと思います。
塾の授業を活かそう
学校でも塾でも、授業をとことん大切にする、という事は言うまでもありません。成績が伸びて、志望校に合格する生徒に共通している事は、学校でも塾でも、授業時間は怖いくらい集中して勉強している、という事です。
では、具体的に「身につく授業の受け方」を考えてみましょう。
まずは、説明を聞く時と板書などをノートに写す時のメリハリをつけましょう。
先生によっては、「今は手を置いて、説明を聞いて!」「今から黒板を写して!」と指示を出してくれます。指示が無くても、先生が説明を始めたら手を置いてしっかり説明を聞き、先生が黙っている時にノートを写す、などのメリハリをつけましょう。
塾の授業の一般的な進み方は、
①前回出した宿題の解説をする。
②新しい単元の説明をする。
③例題の説明をする。
④少し時間をとって、生徒に類題を解いてもらう。
⑤類題の答えあわせと解説をする。
⑥本日、勉強した内容の復習になるような宿題を出す。
という事になるかと思います。
①宿題解説の時、間違えた問題や分からなかった問題の番号にチェックをしましょう。その後の復習に活かせます。(詳しくは次回、お話します)チェックをつけた問題の解説はより集中して聞いて、解き方を理解しましょう。
⑤も①と同様です。
要は、自分が分かる問題と分からない問題に分類し、分からない問題を授業で徹底的に理解する事が肝心です。
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次回は、4月13日に、「授業を受けた後の復習」についてお話したいと思います。