夏の過ごし方第4回 小学生の夏の過ごし方~小6生の夏~その2
もうすぐ、夏休みが始まります。
『夏休みに入ると、あそんでばかりで家では中々勉強をしない』
『夏休み終了直前にあわてて宿題をはじめたが、間に合わなかった』
『計画をたててはみたが、計画通りには勉強できなかった・・』などといったお悩みをよく耳にします。
長い夏休みだから、遊びや旅行や部活以外にも勉強する時間がしっかり確保できます。
ただ、やみくもに学習してもなかなか大きな効果は期待できません。
効果的に学習をするには、何よりも計画を立てることが大切です。
そこで、今回は夏の学習計画についてお話したいと思います。
①まずは自分の現状を把握しよう!
計画を立てる前に、まず自分の得意・不得意や課題を把握しておきましょう。
今まで受けたテストや模試の結果を振り返り、どのような科目や単元が得意で苦手かを客観的に分析しノートなどに書き出しておきましょう。
②目標を設定しよう!
計画を立てる際は、何よりも『ここまでやり遂げる!』とういう目標を設定しておくことが大切です。
あれもこれも学習するという計画を立てるのではなく、「単語を1000個覚える」「苦手な計算を克服する」などといった、自分の現状に応じた具体的な目標を設定しましょう。
また、受験生は志望校の出題傾向を事前に確認しておき、受験校に沿った目標を設定しておきましょう。
③夏休みの宿題を学習計画の中に入れ込もう
夏休みの宿題は、ほとんどが今まで学習してきた内容の復習です。
夏休みの学習計画を立てる際には、宿題を「復習用の確認テキスト」と考えて取り入れてください。
夏休み明けに実施される課題テストも宿題から出題される場合がほとんどです。
宿題をうまく利用することで、夏休み中にこれまで学習した内容を定着させることができます。
④無理な計画は立てない
せっかくたてた計画も、無理が生じて結局実行できなかった・・・となると意味がありません。
計画を立てる際には、学校行事や部活、家の予定などを加味し、やりきれなかった学習を行う予備日を設定しておくことがポイントです。
夏の頑張りが秋以降に大きな成果となってあらわれます。
計画をしっかりとたてて、勉強と遊びのメリハリのある充実した夏休みを過ごしてください。
★京進では、小学生・中学生を対象に『無料学力診断テスト』を実施しています。★
学力診断テストでは、テスト結果を分析し、現在の学力を確認し学習課題を見つけることができます。
無料で受けられる上、今後の学習についてのアドバイスもさせていただきますので、是非ご受検ください。
7月の実施予定日は7/9(土)と7/16(土)です。