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お墓の主流が変わる京都|永代供養墓の今と、お墓選びの準備

児玉誠

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ここ数年、私のところに寄せられるご相談の内容が、はっきりと変わってきました。以前は「家のお墓を建てたい」というご依頼が中心でしたが、最近は「永代供養墓を考えている」というお声が目立って増えています。京都で石材業に40年近く携わってきましたが、これほど大きな変化は初めてのことです。

ご相談にいらっしゃるのは、50代以上の方、お子さまのいないご夫婦、お一人暮らしの方が中心です。「お墓を継ぐ人がいない」「子どもに負担を残したくない」といった思いを抱えながら、何から始めればよいか分からず足を止めている方が多いと感じます。

今回は、お墓の業界でいま何が起きているのか、そして失敗しないために今からできる準備について、現場での実感をもとにお話しします。

永代供養墓のご相談が、この数年で急増しています

永代供養墓とは、寺院や霊園が遺族に代わって供養と管理を続けてくれるお墓のことです。少子高齢化や単身世帯の増加を背景に、「継ぐ人がいなくても安心できるお墓」として、一気に需要が高まっています。

実はこの変化は、ご家族の側だけの話ではありません。私のもとには、寺院からのご相談も多く寄せられます。後継者の不在や檀家の減少により、境内のお墓の保守が難しくなっているためです。掃除も手入れもされないまま朽ちていくお墓を目にするたび、胸が痛みます。墓じまいのご依頼が増えているのも、この流れの表れでしょう。

当社、株式会社児玉石材では永代供養塔の企画・製造を事業の柱の一つとしており、嵐山・奥嵯峨の證安院様や、寺町の本山本満寺様などで永代供養墓を建立させていただきました。寺院様の側でも、新しい供養のかたちづくりが確実に広がっています。

樹木葬との違いは?管理費は?よくある疑問

ご相談の席でよく寄せられる疑問があります。「永代供養墓と樹木葬はどう違うのですか」「管理費はずっと必要ですか」「すぐに合祀されてしまうのですか」「何年間、個別に供養してもらえるのですか」。中でもこの4つは、ほぼ毎回聞かれる質問です。

樹木葬は、墓石の代わりに樹木や草花を墓標とする埋葬のかたちです。一方の永代供養墓は、供養と管理を寺院や霊園に任せられる「仕組み」を指します。樹木葬に永代供養が付いているものもあれば、納骨壇や供養塔の形式もあります。形ではなく「誰がどのように供養を続けてくれるのか」で考えると、違いが整理しやすくなります。

合祀とは、骨壺からご遺骨を取り出し、他の方のご遺骨と一緒に埋葬することを指します。多くの永代供養墓では、一定期間は個別の区画やお壇で供養し、その後に合祀へ移る仕組みです。この「個別供養の期間」「管理費の有無・期間」は契約によって大きく異なるため、私は必ず契約前に書面で確認していただくようお願いしています。

納骨壇のかたちについては、別のコラム「永代供養付き納骨壇」でもご紹介しています。詳しくはこちらをご覧ください(https://mbp-japan.com/kyoto/kodamasekizai/column/5179199/)。

お墓選びを後回しにすると起こりがちな失敗

「まだ元気だから」と、お墓選びはどうしても後回しになりがちですよね。ですが現場で見てきた限り、後回しの先に待っているのは、時間のない中での急ぎの契約です。

いざという時に慌てて契約すると、個別供養の期間や合祀の条件をよく確かめないまま決めてしまい、「こんなはずではなかった」と後悔されるケースが出てきます。そして決断を先送りにした分だけ、お墓のことはそのままお子さまやご親族の負担として残ってしまうのです。

お墓は2代、3代と世代を超えて継承していく、ご家族の“心のよりどころ”です。だからこそ、時間と気持ちに余裕のあるうちに、ご自身の目で選んでいただきたいと願っています。

今から準備できること|見学と資料請求が第一歩

では、何から始めればよいのでしょうか。一般の方や檀家の方にまずおすすめしたいのは、供養施設の資料請求と見学です。実際に足を運ぶと、パンフレットだけでは分からない雰囲気や、管理の行き届き方が見えてきます。その上で、ご自身に合った墓地選びを進めていただくのが安心です。

児玉石材では、霊園・寺院墓地・永代供養塔のご紹介を行い、お客さまのご希望をうかがいながら、間に入って寺院との交渉もいたします。600種類以上の石を扱い、設計から施工まで一貫して行っていますので、建立後の管理までを見据えたご提案が可能です。

寺院様に向けては、永代供養墓の新設や個別供養区画づくりのお手伝いをしています。例えば、ご自分の代だけ親御さまの供養ができるよう期間を限定してお墓を持ち、後に合祀へ移る仕組みなど、跡継ぎ問題の解決につながる企画を寺院様と共同で進めています。

京都ならではのご希望と、これからの見通し

京都ならではだと感じるのは、ご希望の中身です。「歴史あるお寺で眠りたい」「宗派は変えたくない」「せっかくなら本山に」。こうしたお声を、私は何度もいただいてきました。

京都には各宗の最高位にあたる総本山が多く、近年は宗派を問わず受け入れてくださる寺院も増えていますから、選択肢は想像以上に広がっています。

今後については、永代供養墓が一般墓を逆転し、京都市内でも主流のかたちになっていくと私は見ています。だからこそ、需要が集中して希望の区画が選びにくくなる前に、早めに動き出すことが何より大切です。

お墓のかたちは変わっても、ご先祖さまをまつり敬う心は、後世へ残したい尊い営みです。株式会社児玉石材の児玉誠は、京都市右京区太秦の本店と西京区の桂店で、永代供養墓のご相談から建立、その後の供養までを一貫してお手伝いしています。

建立後の保守には「一石一生」もご用意しています。一石一生とは、お客さまに代わってお墓の清掃・メンテナンスやお参りの代行を定期的に行う当社の保守サービスのことです。

お墓のことで気になることがあれば、当社ホームページ(https://www.kodama-sekizai.net)をご覧ください。

まとめ

永代供養墓は「家族に負担を残さない」ための前向きな選択です。正しい知識と早めの一歩があれば、必ず納得のいくお墓選びができると私は思っています。

・お墓を継ぐ人がおらず、将来が不安な方
・永代供養墓と樹木葬のどちらにするか迷っている方
・永代供養墓の新設や個別供養区画を検討されている寺院様


株式会社児玉石材に、ぜひお気軽にご相談ください。

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専門家

児玉誠(墓石の販売・管理)

株式会社児玉石材

施主や檀家に代わって、プロならではのクオリティーで定期的に清掃・メンテナンス。他に墓参りの代行、墓前法要のサポートも実施。顧客専用の追悼サイト運営やオンラインで実施報告など、新しいサービスでも注目。

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