心音調律的な社会生活⑧

風間裕継

風間裕継

心音調律社会
心音を聴くという行為とは何か|1日1分からはじまる心音律(HSL)の実践

これまで、心音律という在り方について、
個人・社会・経営・人間関係という側面からお話ししてきました。

今回は、その実践としての
「心音を聴く」という行為(ハート・サウンド・リスニング/HSL)についてお伝えします。

心音律は、考え方ではなく、
体感を通じてはじめて働き出すものです。

そのもっともシンプルな入り口が、
自身の心音に意識を向けることです。

方法は、とても簡単です。

静かな時間を取り、
聴診器などを使って、自分の心音を聴いてみる。

「トクン、トクン」と鳴っているその音に、
ただ耳を澄ませる。

これだけです。

時間も長くは必要ありません。

一日一分ほどで十分です。

むしろ、短い時間でも、継続することの方が大切です。

このとき、何かを考えようとしたり、
特別な状態になろうとする必要はありません。

ただ、

「鳴っている」という事実に触れる

それだけでよいのです。

すると、

思考が自然に静まり
感情の強度がやわらぎ
自分の状態が少し引いて見える

といった変化が、静かに起こりはじめます。

これが、心音律の入口です。

しかしながら、日常の中では、

聴診器が手元にない
時間や場所が限られている

といったこともあるでしょう。

そのような場合は、無理に形式にこだわる必要はありません。

ご自身の胸に手を当てて、心音を思い出す。

これだけでも、十分に効果があります。

実際に音を聴かなくても、

あのリズム
あの静かな響き

を思い出すことで、
意識は自然と内側へと戻っていきます。

さらに、それすら難しい場面では——

自身の胸(心臓)を思い浮かべ、心音をイメージするだけでも構いません。

重要なのは、

正確にできているかどうか
うまくできているかどうか

ではなく、

心音という基準に、一瞬でも立ち返ること

です。

その一瞬が、
思考や感情の流れから距離を生み、
内面の調律を取り戻すきっかけになります。

心音は、常に鳴り続けています。

私たちが意識していないときでも、
休むことなく、静かにリズムを刻んでいます。

その意味で、心音は——

いつでも立ち返ることのできる「内なる基準」です。

一日一分の心音聴覚。

胸に手を当てて思い出すこと。

心臓を思い浮かべ、イメージすること。

どの形であっても構いません。

それぞれの状況の中で、
無理のないかたちで心音に触れてみてください。

そこから、少しずつ内なる調律が始まっていきます。

次回は、この心音律がもたらす
「調律された人間の在り方」について、お話ししていきます。

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風間裕継
専門家

風間裕継(「響きの経営」パーソナル・ナビゲーター)

「響きの経営」京都研究座会

トップ専属の「Resonant(響き合い)ブランド構築」に資するナビを提供し、ブルーオーシャンを拓きます。さらに、これ迄の経営参謀的な経験を活かしてResonantな「社長人生相談」にも応じています。

風間裕継プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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