心音調律的な社会生活⑥

風間裕継

風間裕継

心音調律社会
経営における心音律とは何か|決断の質を整える内なる基準

これまで、心音律が個人の内面を調え、
それが関係性や場にどのように影響するかを見てきました。

今回は、それを一歩進めて、
経営という場における心音律の働きについて考えてみます。

経営とは、つまるところ、
決断の連続です。

何をやるか
何をやらないか
誰と組むか
どこに資源を投じるか

これら一つひとつの決断が、
企業の方向性と結果を形づくっていきます。

そして、その決断の質は、
単なる情報量や分析力だけで決まるものではありません。

同じ情報を持っていても、

判断に迷いが生じる
過剰にリスクを恐れる
逆に衝動的に動いてしまう

といった違いが現れます。

ここに関わっているのが、
経営者自身の内面の状態です。

つまり、

決断の質は、内面の調律状態に大きく依存している

ということです。

ここで心音律が意味を持ちます。

心音に立ち返るとき、
思考や感情の過剰な揺れから一歩離れ、
より静かな基準に触れることができます。

その状態では、

過度な不安に引きずられず
過剰な期待にも流されず
状況をよりニュートラルに見つめることができる

ようになります。

これは、いわゆる「冷静になる」ということに近いようでいて、
実際にはもう少し深い働きです。

なぜなら、

単に感情を抑えているのではなく、内側が調った状態から判断している
からです。

この違いは、決断の“後味”にも現れます。

内面が調っている状態での決断は、

無理がなく
後悔が少なく
実行にも自然と力が乗る

という特徴を持ちます。

逆に、内面が乱れたままの決断は、

どこか引っかかりが残り
実行段階でブレが生じ
結果に対して過剰に揺さぶられる

ことが少なくありません。

ここで重要なのは、
心音律は「正しい決断」を保証するものではない、という点です。

そうではなく、

決断に至る“状態”を整えるものです。

そして、状態が整っているとき、
結果として決断の質も自然に高まっていきます。

この意味で、心音律は、
経営における見えない基盤とも言えます。

戦略や財務、組織論といった枠組みの前に、
経営者の内なる調律がある。

そこが整っているかどうかで、
同じ手法でもまったく異なる結果を生むのです。

心音に立ち返り、調った状態から決断する。

それは特別な技術ではなく、
誰にでも開かれた在り方です。

次回は、この心音律が
人間関係においてどのように働くのかを、
もう少し具体的に見ていきます。

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風間裕継
専門家

風間裕継(「響きの経営」パーソナル・ナビゲーター)

「響きの経営」京都研究座会

トップ専属の「Resonant(響き合い)ブランド構築」に資するナビを提供し、ブルーオーシャンを拓きます。さらに、これ迄の経営参謀的な経験を活かしてResonantな「社長人生相談」にも応じています。

風間裕継プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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