心音調律的な社会生活③

風間裕継

風間裕継

心音調律社会
心音律とは何か|内面を自然に調える「心音」という基準

前回は、外的規範だけでは人は円満に生きられない理由についてお話ししました。

では、その不足を補うものとして提示した心音律とは、いったい何なのでしょうか。

心音律とは、
人間の心音を基調とし、心音を意識することによって、内面を自然に調えていく在り方です。

私たちは普段、物事を考えたり判断したりするとき、
主に思考や感情を基準にしています。

どう考えるべきか
どう感じるべきか
どう振る舞うべきか

こうした基準は社会生活において必要不可欠です。

しかし一方で、思考や感情は非常に揺れやすく、
状況や環境によって大きく影響を受けます。

そのため、

頭では正しいとわかっているのに動けない
感情に引きずられてしまう
判断がぶれてしまう

といったことが起こります。

ここで、もう一つの基準として立ち現れてくるのが、心音です。

心音は、

意図的に作り出すことができず
常に一定のリズムを刻み続け
生きている限り、途切れることなく響いている

という性質を持っています。

つまり、心音は
もっとも根源的で、かつ安定した「存在のリズム」とも言えます。

この心音に意識を向けるとき、
私たちは思考や感情の揺れから一歩離れ、
より深い層に触れることになります。

すると、

まとまらなかった考えが自然に整う
過剰な感情が静まっていく
自分の状態が客観的に見えてくる

といった変化が起こりはじめます。

ここで大切なのは、
何かを「正そう」とするのではなく、心音に立ち返ることによって結果的に調っていくという点です。

これが、心音律の特徴です。

そしてこの働きは、
単なるリラクゼーションや気分転換とは異なります。

心音律は、

内面の揺らぎ(煩悩)を抑え込むのではなく
心音という基準に照らすことで
自然な形で自律へと導いていく

という性質を持っています。

すなわち、

心音律とは、
外から与えられるルールではなく、内側から立ち現れる調律の働きなのです。

この内なる調律があるとき、
人は無理なく、自分自身とも、周囲とも調和しはじめます。

次回は、この心音律と深く関わる
「煩悩の自律」とは何かについて、お話ししていきます。

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風間裕継
専門家

風間裕継(「響きの経営」パーソナル・ナビゲーター)

「響きの経営」京都研究座会

トップ専属の「Resonant(響き合い)ブランド構築」に資するナビを提供し、ブルーオーシャンを拓きます。さらに、これ迄の経営参謀的な経験を活かしてResonantな「社長人生相談」にも応じています。

風間裕継プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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