心音調律的な社会生活②

風間裕継

風間裕継

心音調律社会
なぜ規範を守っても満たされないのか|外的規範だけでは円満にならない理由

私たちは、社会の中で生きるうえで、

習慣
道徳律
規定律
法律

といった外的な規範に沿って生活しています。

それによって秩序は保たれ、
社会は一定の安定を得ています。

しかしながら——

それらをきちんと守っているにもかかわらず、
どこか満たされない、円満にならないと感じることはないでしょうか。

たとえば、

正しく振る舞っているのに、どこか息苦しい
ルールに従っているのに、人間関係がぎこちない
問題は起きていないのに、内側がざわついている

こうした感覚は、多くの人が一度は経験しているはずです。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。

それは、外的な規範が本来、
人間の行為を整えるものであって、内面そのものを調えるものではないからです。

規範は、「何をしてよいか」「何をしてはならないか」を示します。
しかし、「どのような状態でそれを行うか」までは担っていません。

つまり、

行為は整っている
しかし、内面は整っていない

という状態が起こり得るのです。

このとき、人は知らず知らずのうちに、

無理に自分を押さえ込んだり
表面的に合わせたり
内側の揺らぎを見ないようにしたり

するようになります。

その結果、外から見れば問題はなくとも、
内側にはわずかな歪みが蓄積していきます。

この“わずかな歪み”こそが、
やがて息苦しさや不調和となって現れてくるのです。

ここで必要になるのが、
前回お話しした心音律です。

心音律は、外から与えられる規範ではなく、
自らの内側に立ち返ることで働く“内なる律”です。

心音に意識を向けるとき、
私たちは一度、思考や感情の表層から離れ、
より根底にあるリズムに触れることになります。

そこでは、

抑え込んでいたもの
無理に整えようとしていたもの
うまく言葉にできなかった違和感

が、少しずつ自然な形でほどけていきます。

つまり、

外的規範だけでは、
人は「正しく」生きることはできても、
「調和して」生きることは難しいのです。

そこに、内なる調律としての心音律が加わることで、
はじめて無理のない円満さが生まれてきます。

次回は、この心音律とは何かについて、
もう少し具体的に掘り下げていきます。

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風間裕継
専門家

風間裕継(「響きの経営」パーソナル・ナビゲーター)

「響きの経営」京都研究座会

トップ専属の「Resonant(響き合い)ブランド構築」に資するナビを提供し、ブルーオーシャンを拓きます。さらに、これ迄の経営参謀的な経験を活かしてResonantな「社長人生相談」にも応じています。

風間裕継プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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