響環文明マンダラの説明

世界は響き。
長い説明はいらない。
ただそれだけでいい、そんな気がしています。
私たちは普段、世界を「物」として見ています。
人。
仕事。
会社。
社会。
それぞれが独立して存在しているように見えます。
けれども、少し静かにしてみると、
別の感じ方が現れてきます。
世界は、固い物の集まりではなく、
関係の中で揺れ動くものとして感じられる。
風が木を揺らす。
声が人の心を動かす。
ひとつの言葉が、人生を変えることもある。
それはまるで、
森羅万象が互いに響き合っているかのようです。
私は、
聴診器で自分の心音を聴く習慣を続けています。
トクン。
トクン。
静かな音です。
その音を聴いていると、
ふと気づくことがあります。
この鼓動は、
自分が動かしているわけではない。
それでも、確かに鳴っている。
そしてその響きの中に、
自分が生きているという事実が現れています。
心音を聴いていると、
世界が少し静かになります。
そして不思議なことに、
人の存在も、自然の気配も、
どこか響きとして感じられてくることがあります。
森羅万象。
すべてが、それぞれの音色で鳴っている。
そう思うと、
世界の見え方が少し変わります。
競争する世界から、
響き合う世界へ。
争う存在から、
共鳴する存在へ。
だから今は、
この一言で十分な気がしています。
世界は響き。
そして私も、そのひとつの響き。
響き合う世界に、
そっと身を置いて生きていきたいと思います。



