叱っても直らない部下に、私は何を外したか

ある日、
予期せぬ出来事で、
大きな損失が発生しました。
関係各所に確認を取り、
保険会社からは「補償対象外」との回答。
理由も説明され、
条文も示され、
論理的には「無理」と言われました。
多くの場合、ここで話は終わります。
「仕方がない」と。
しかし私は、その時こう考えました。
■ 本当に問うべきは“可否”ではない
人はすぐに、
・払われるか
・払われないか
という二択で考えます。
しかし本質はそこではありません。
問うべきは、
その出来事を、どの枠組みで捉えているか
でした。
同じ事実でも、
“原因”の位置を変えると、
見える責任構造が変わります。
■ 交渉とは、強く言うことではない
声を荒げることでも、
理屈を重ねることでもありません。
交渉とは、
相手が立っている前提を、
別の前提に静かに移動させること
です。
条文は変わりません。
事実も変わりません。
変わったのは、
“出来事の意味づけ”でした。
結果として、
結論も変わりました。
■ 社長の仕事は、現実を増やすこと
多くの経営判断は、
「無理」
「仕方がない」
「前例がない」
という言葉で閉じられます。
しかし、
視点を一段ずらすと、
現実は一つではなくなる。
これが経営の現場で
何度も見てきたことです。
■ 人生相談とは、答えを出す場ではない
私は魔法を持っているわけではありません。
ただ、
いま“ゼロに見えているもの”を、
別の枠組みで見直す
その対話をしているだけです。
社長の孤独は、
多くの場合「選択肢が一つに見えている状態」です。
その枠を、少し広げる。
それが私の役割です。
詳しくは、この画面のスレッド欄にある「社長人生相談」をクリックください。
「想いの経営」京都研究座会 会長 風間 裕継



