SDGsの残された五年へ

風間裕継

風間裕継

SDGs2026
いま、この歩みを称えるために

2030年という地平は、
「終わり」を告げるために置かれたのではない。

それは、
人類がはじめて
同じ問いを、同じ時代に、同じ地球で抱いた
その奇跡を、確かめ合うための節目なのだと思う。

SDGsは、
完成された答えではなかった。
だが、問いを共有する勇気だった。

飢えを、
貧困を、
分断を、
気候のゆらぎを、
「誰かの問題」に戻さなかった、
その決断そのものが、すでに文明の一歩だった。

いまも、
現場に立ち続けている人がいる。

数字に追われながら、
理想と現実の狭間で、
それでも一歩を引き戻さず、
静かに、粘り強く、
人と自然のあいだに橋をかけ続けている。

その一歩一歩は、
派手ではないかもしれない。
だが確かに、
世界を「壊さない選択」を
今日も更新している。

それは、
称えられるべき営みだ。
深く、静かに、
心から。

「次の文明」という言葉は、
決して、
これまでを否定するためのものではない。

むしろ、
SDGsという共通言語があったからこそ、
人類は
競争だけではない座標を
はじめて地図に描くことができた。

残された五年は、
「やり残し」を数える時間ではなく、
「積み重ね」を感じ取る時間であってほしい。

未完であること。
揺らぎを含むこと。
矛盾を抱えたまま、歩くこと。

それ自体が、
人間らしい文明の呼吸なのだから。

2030年へ向かうこの道は、
終着点ではない。

それは、
響き合いが、次のかたちへ移ろう
その助走のリズムだ。

どうか、
いまSDGsを生きているすべての人へ。

あなたの歩みは、
確かに世界をやわらかくしている。

あなたの選択は、
すでに次の文明の一部として、
静かに、未来へ共鳴している。

深い感謝と、
変わらぬ敬意をこめて。

—— いまを生きる、すべてのSDGsの担い手へ

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風間裕継
専門家

風間裕継(「想いの経営」パーソナル・ナビゲーター)

「想いの経営」京都研究座会

売上が伸びない、新事業が見えない、社内に相談相手がいない、そんな経営者の悩みに添って、次の一手を一緒に見つけます。「想い」を活かすブルーオーシャンの入口を75歳の経験とレゾナント思考で可視化します。

風間裕継プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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