SDGs の次にひらく道。

風間裕継

風間裕継

SDGsの次
《SDGs の次にひらく道》

SDGs の色は、
世界をひとつに束ねようと
鮮やかに掲げられた旗だった。

だが、時が経ち、
その色は少しずつ薄れ、
響きはゆるやかに遠ざかっていく。

それは、失敗ではなく、
理念の死でもなく、
ただ、大きな “ゆらぎ” のはじまり。

―――

十七の目標に切り分けられた世界は、
細かすぎて、
遠くから見れば、
本来ひとつだった “いのち” の網目が
見えなくなっていた。

指標はあっても、
共鳴がなく、
言葉はあっても、
響きの回路がなかった。

やがて人々は気づく。
「次の概念が必要なのだ」と。

―――

争い、分断、エネルギーの揺れ。
生存の声が、
理想の声をかき消すとき、
文明はいつも、
新しい“哲学”を求めはじめる。

その空白が、
世界に風穴をあけ、
そこへ吹き込むのが、
“Resonant” の風。

―――

縁は、
点ではなく、
線でもなく、
無数の波が絡まり合って
ひとつの「場」を奏でる。

人と人、
企業と企業、
文化と文化、
粒と波と空。

それらが、
分けられるのではなく、
響き合って在るという構造。

それが、
SDGs の先に求められている
“Resonant Civilization” の骨格。

―――

目標ではなく、
響き。
KPI ではなく、
縁起。
実現ではなく、
共鳴。

世界は、
その方向へ
そっと舵を切りはじめている。

薄れゆく SDGs の響きは、
終わりを告げる鐘ではなく、
新しい文明の序章を告げる、
深い深い、
余韻のようなもの。

―――

ゆらぎの裡で、
人類は次の問いを手にする。

「いま、何が響き合っているのか?」

その問いに、
最も静かに、
最も清らかに応じる言葉がある。

Resonant(レゾナント/リゾナント)。

それは、
世界を再びひとつの波へと戻す、
“響鳴心” の名であり、
文明が求めてきた
新しい回路の名でもある。

―――

SDGs が薄れゆくほど、
Resonant の道はひらけてくる。

それは、
終わりではなく、
ひそかな開幕。

ゆらぎの向こうで、
人類はようやく、
“響き” という根源へ還り始める。


#Resonant
#SDGs
#1/ƒゆらぎ

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風間裕継
専門家

風間裕継(「想いの経営」パーソナル・ナビゲーター)

「想いの経営」京都研究座会

売上が伸びない、新事業が見えない、社内に相談相手がいない、そんな経営者の悩みに添って、次の一手を一緒に見つけます。「想い」を活かすブルーオーシャンの入口を75歳の経験とレゾナント思考で可視化します。

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