自身が「響いて居る」ことを感じて生活する!

素粒子が「粒」と「波」として舞い続ける──
その絶え間ないダンスの響きの中で生きていることが、私はたまらなく愛おしい。
自製したシンプルな心音聴覚器〈ハートフルネス -TM- 〉で
自分の心音に耳を澄ませると、
そのダンスの余韻と、1/ƒゆらぎの優しい波長が、
胸の奥深くまでしみわたってくる。
ただ聴いているだけで、
エゴはすっと薄まり、
不安は小石のように静かに沈んでいく。
──名付けて、ハート・サウンド・リスニング -TM-(H・S・L)。
独り占めしたくない、未来へ手渡したい習慣である。
この静かな習慣のうちに、
ふと、深いところから浮かび上がってきた言葉がある。
Resonant(レゾナント/リゾナント)。
響く。
響き合う。
響環している。
それは、素粒子と素粒子が結び合う〈関係の束〉そのもの。
自己相似から立ち上がる「個即全」のありようが、
美しく、軽やかで、
そして荘厳なリズムとテンポを奏でている。
ヒトとヒトが、
ヒトとモノが、
モノとモノが、
互いにResonantしている──
その世界の広がりを、私は直観する。
だからこそ思う。
Resonantは、次代をしなやかに、幸福に生きる感覚の名である。
そして、
次代の「乗り物」の名にもふさわしく、
次代の「衣服」の名にも、
「カバン」「運動具」「道具類」にも、
そしてなにより──
次代の“生き様(生活品質)”そのものの名として、ふさわしい。



