経営参謀 第12回:「思想に係る社長の参謀」編

風間裕継

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ドラッカーと粗利1000%増。“思想の参謀”ナビを通して語る戦略の本質

経営とは、単なる利益追求ではなく、“思想の実装”だと思っています。
「なぜそれをやるのか?」
「誰のために続けるのか?」
その答えがないまま走り続ければ、いつか“空っぽの繁忙”に呑み込まれてしまう。
“思想の参謀”とは、社長の中にある「なぜ」に言葉を与える存在なのです。

「粗利1000%をめざす」と言うと、
ときに、「それってガメツいんちゃう?」という反応を受けることがあります。

でも、私はこう答えます。 「これは“欲”じゃなく、“思想”です」

私は、ドラッカーのこの言葉が好きです:

「成果をあげるためには、成果よりも、なすべき貢献を考えなければならない」

この「貢献」は、
単なる社会的意義ではなく、“あなたがどう在りたいか”の問いでもある。

だから私は、「粗利1000%増」という数字に、思想を込めてナビするのです。

思想のない事業は、スタッフにとっても、顧客にとっても、
どこか“浮ついた”ものに見えてしまうのです。

私は“思想の参謀”として、社長の「好き」「怒り」「こだわり」「痛み」…
そのすべての感情を“経営の文脈”に変換するナビゲーションをしていきます。

「粗利1000%増のその先に、何を見てみたいですか?」

“思想の参謀”は、理屈じゃなく“魂に根差した言葉”を引き出す存在です。
それが定まったとき、社員も、顧客も、経営者自身も、同じ景色を目指せるようになる。

その瞬間、粗利は単なる数字ではなく、哲学の実績になるのです。

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専門家

風間裕継(「想いの経営」パーソナル・ナビゲーター)

「想いの経営」京都研究座会

売上が伸びない、新事業が見えない、社内に相談相手がいない、そんな経営者の悩みに添って、次の一手を一緒に見つけます。「想い」を活かすブルーオーシャンの入口を75歳の経験とレゾナント思考で可視化します。

風間裕継プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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