経営参謀 第2回:「モノに係る社長の参謀」編

風間裕継

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商品が売れない時、何を見直すか?“モノの参謀”が見る本質

「うちの商品、悪くないと思うんやけどなぁ…全然売れへんねん」
そんな声を、私は何度も聞いてきました。
でも実は、“モノそのもの”ではなく、その伝わり方・届け方・定義の仕方に問題があるケースがほとんどです。
そこで登場するのが、“モノの参謀”ナビゲーションです。

商品やサービスに自信がある社長ほど、
売れ行きが鈍ったときにこうつぶやきます。
「なんでや…。うちのモノ、ええはずやのに…」

この“なんでや”の正体を掘り下げるのが、“モノの参謀”ナビの役割です。

ある社長は、長年続けてきた商品を「ネット販売すれば若者も買ってくれるはず」と期待していました。
でも、実際にはアクセス数は伸びても、購入にはつながらなかった。

私は問いかけました。
「それって、“商品”として伝わっていますか? それとも“物語”として伝わっていますか?」

商品が売れないとき、
その原因は**3つの“ズレ”**のいずれかに潜んでいます。

参謀が見る「3つのズレ」
ズレ①:価値の定義と顧客の欲求がズレている→ 社長のこだわり ≠ お客の求める“結果”
ズレ②:ターゲットと届け方がズレている→ 実は“誰にも響かない”構成に
ズレ③:言葉と体験がズレている→ パンフ・Webの言葉と、現場体験に落差がある

この“ズレ”を整えるには、「売れるテクニック」ではなく、
「そもそもこの商品は、どんな“意味”を届けるものなのか?」を社長と一緒に再定義する必要があります。
そして、商品が“意味”に還元されたとき、
「届け方」も、「値付け」も、「魅せ方」もガラッと変わってくるのです。

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専門家

風間裕継(「想いの経営」パーソナル・ナビゲーター)

「想いの経営」京都研究座会

売上が伸びない、新事業が見えない、社内に相談相手がいない、そんな経営者の悩みに添って、次の一手を一緒に見つけます。「想い」を活かすブルーオーシャンの入口を75歳の経験とレゾナント思考で可視化します。

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