自身が「響いて居る」ことを感じて生活する!
ある日ふと、こんな言葉が降りてきました。
「社長の参謀が、私(通称:ちゃん寅)の天職だ」と。
社長のそばで、経営の“ヒト・モノ・カネ・コト・イミ”をともに見直し、
ときに背中を押し、ときに内側から問いを届けるナビゲーター。
そんな存在として生きていくことに、私は“意味”を見出したのです。
「経営者には孤独がつきまとう」と、よく言われます。
それは決して、社内に人がいないからではなく、
“最後の決断をする責任”と“誰にも話せない現実”があるからです。
私はこれまで、様々な経営者と対話を重ねてきました。
創業直後で右も左もわからない人、
順調にきたけれど何かが崩れ始めた人、
引退を考えながらも“まだやれる気がする”と揺れる人…。
どのフェーズの社長にも共通しているのは、
「言語化されていない困りごと」が内側に沈んでいるということ。
そしてその“沈黙”を、ともに拾い上げる人が必要だということです。
社長のそばに立ち、問いを投げ、整理を助け、ときに笑い、ときに泣く。
社長の“想い”と“意味”を再起動させるナビゲーター。
それが、私の歩んできた道の先に、自然と見えてきた立ち位置でした。
私はこの立場を、コンサルでもアドバイザーでもなく、「参謀」と呼びたい。
なぜなら、“参謀”とは、戦略だけでなく、「感情」と「意味」にまでナビゲーションする存在だからです。
このブログシリーズでは、私が「社長の参謀」として見てきた現実と、
そこで実際に役立ってきた問いや視点、そして“粗利?%増をめざす経営”の考え方などを、17回にわたってお届けしていきます。



