社長は華麗に方針PDCAをまわす!

風間裕継

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社長は華麗にPDCAをまわす!
 経営の世界でPDCA技法のことは広く知られていると思われますが、経営危機に役立つと
考える方はものすごく少ないです。

 でもPDCA技法は、経営危機に良く機能するのです。というのは、不振企業の大半が良く
経営管理されている場合がほとんどです。決していいかげんな経営をなさっていません。た
だし、経営方針(経営前提)が不適切なまま日常管理をされている場合が多いのです。すな
わち、PDCAのPが経営者の思い違いや思い込みによって凝り固まってしまっていて、方針の
陳腐化に気付けずP(方針)が改善されないのです。

 もう少し、違った言い方をしますと、経営というのは「方針で管理」することと「方針を
管理」することのバランスが大切なのですが、「方針で管理」するというコトが経営の日常
になってしまって業績不振に陥っていくのです。

 経営者であれば、企業は環境適応業であることは、よくご存じだと思いますが、不振企業
のほとんどが、経営方針(経営前提)を経営環境に沿って変え切ることができずにズルズル
と業績不振に陥っています。不振企業の社長は、華麗に方針PDCAをまわすことを意識され
てみてはいかがでしょうか!(ただし、経営者の「好き」は軸として堅持していく。)

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風間裕継
専門家

風間裕継(経営危機専門コンサルタント)

「想いの経営」京都研究座会

経営危機にあたり、ヒト・モノ・カネ・コト・イミに係る経営者の「本当の想い」が一番大事です。その「本当の想い」を引き出し、そのPDCAサイクルを回す経営作法を365日随時にナビゲーションしています。

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