パートナーシップ考
好きこそものの上手なれ、という吉田兼好の言葉が言い伝えられていますが、
本当にそうだと想います。
例えば、京セラを創られた稲盛さんもそうでした。
稲盛さんは、寝食を忘れるほどセラミックづくりが好きでした。
そうして、自分のセラミックを世に問う、ということで会社を始められました。
経営のことは何もご存知ありませんでしたが、試行錯誤されながら成功されました。
その成功の途中で京セラフィロソフィーを創出され、幾多の事業も手掛けられました。
そして、個人としても幸せな人生を送られたそうです。
私も50年間、マネジメントを探求してきて、
経営者は「自分が好きなこと」から始めていくのが、
なるべき企業になっていき、その経営者も幸せな人生を送れると想っています。
「自分の好きなこと」からやっていくというと
それはエゴイスティックじゃないかと思われるかもしれませんが、
稲盛さんは、真剣な経営を通してエゴイスティックにはなられませんでした。
ということから推して、私も「私のマネジメント好き」をもって
「経営者様の好き」を引き出すお手伝いをさせていただき、
その「好奇心」を起点に、危機多き創業、企業再建、第二創業、事業多角化等の
PDCA活動もお手伝いし、お客様とともに危機を乗り越えて成幸することを想っています。