今の生活だけで精一杯！

今の生活で精一杯で将来の準備まで手が回らない…と言った方も多いはず…。
第一生命経済研究所のデータによりますと、40代・50代の6割以上が「公的年金だけでは老後の生活は出来ない」
と答えています。そして、男性よりも女性の方が、また、50代よりも40代の方が危機感を募らせているようです。

特に40代女性は7割を超えています。
世帯別年収で見ると、年収の低い人ほど「公的年金では生活できない」と考えているとの事です。

老後の準備としては　　「預貯金」57..9％
　　　　　　　　　　　　　　「私的年金」36.7％
　　　　　　　　　　　　　　「生命保険への加入」27.8％
　　　　　　　　　　　　　　「特に準備していない」23.4％
　　　　　　　　　　　
現在の収入が低い人の方が「特に準備していない」と答えています。

準備をしていない理由は
「現在の生活だけで精一杯で、老後資金の準備の余裕がない」が64.2％を占めています。
その中でも「金融資産は無い」と答えた人が44.2％を占めているとの事です。
この人達の中には住宅ローンなどの負債が高い人も含まれています。
必ずしも所得水準の低さを指摘するものではないが、老後に備えるための余裕が不十分だといえます。

現在、経済的な分野で「非常に不安」や「やや不安」と思っている人の割合をみると、「老後、生活設計維持のために
必要な就労が出来なくなること」が79.7％であった。

また「老後、生活費用が支払えなる事」や「自分や配偶者の病気の治療費の負担が重くなる事」といった家計が苦しく
なる事への不安も8割近く出そう…。

それ以外も
「自分や配偶者の介護費用の負担が重くなる事」76.7％
「自分や親の介護費用を負担しなければならなくなること」75.3％
といった介護費用の不安に思っている人も多いようです。